マーケティングセミナー

はじめに オンラインで受講できるマーケティングセミナーは、この数年で一気に増えました。 一方で、 「数が多すぎて、どのマーケティングセミナーに申し込めばいいかわからない」 「無料セミナーだけ見ているが、学びが実務に結びついていない」 「参加しているうちに、自社でもウェビナーをやってみたくなってきた」 という声も、弊社ネクプロに寄せられています。 マーケティングセミナーは「学びたい領域」と「自分の経験レベル」で選ぶのが定石です。初心者ならマーケティング全般を扱う基礎セミナー、実務者なら特定チャネル（SEO、広告、SNSなど)に特化したセミナー、経営層ならROI改善や戦略設計のセミナーを選ぶと、学んだ内容をすぐに実務に活かせます。 この記事を読むことで得られる成果： 自分の学習目的に合ったマーケティングセミナーが見つかる 信頼できるプラットフォームや主催者を知ることができる 自社でのマーケティングセミナーの活用の仕方がわかる オンラインマーケティングセミナーを選ぶ基準 オンラインセミナーは数多く開催されていますが、すべてが自分に合うとは限りません。以下の基準で選定すると、時間を無駄にせず効率的に学べます。 学習目的と自分のレベルが合致しているか マーケティングセミナーは大きく分けて以下のカテゴリに分類されます。 基礎・入門編： マーケティングの全体像、用語、基本フレームワーク 実践・応用編： 特定チャネル（SEO、広告、コンテンツマーケティングなど）の具体的手法 戦略・マネジメント編： 経営層・マネージャー向けのROI設計、予算配分、組織づくり 初心者が応用編のセミナーに参加しても用語がわからず挫折しますし、経験者が基礎セミナーに参加しても得られるものは少なくなります。自分の現在地を正確に把握して選びましょう。 【基礎・入門編】マーケティングの全体像を学べるセミナー告知サイト4選 1. ferret（フェレット）Webマーケティング講座 https://ferret-plus.com/curriculums 特徴： Webマーケティング入門から分析・改善まで体系的なカリキュラムを無料提供 マーケティング概念、サービス理解、BtoBマーケティングなど基礎から学べる GA4、SEO、広告、SNSなど各分野の入門コンテンツが充実 こんな人におすすめ： Webマーケティングの基礎を無料で体系的に学びたい初心者 マーケティングのフレームワークや概念を理解したい BtoBマーケティングの基礎知識を身につけたい 2. マケフリセミナー（カイロスマーケティング） https://makefri.jp/seminar/ 特徴： BtoBマーケティングに特化した基礎セミナーをオンデマンドで提供 MA（マーケティングオートメーション）の基本から活用方法まで学べる リード獲得、メールマーケティング、展示会活用など実務に直結する入門コンテンツ こんな人におすすめ： BtoBマーケティングの基礎を学びたい初心者 MAツールの導入を検討している リード獲得の基本的な仕組みを理解したい 3. 日本マーケティング協会 https://www.jma-jp.org/event 特徴： マーケティングの基礎理論やフレームワークを学べるセミナーを定期開催 初心者向けから上級者向けまでレベル別に体系化 会員向けには無料セミナーも提供 こんな人におすすめ： マーケティングの基本理論をしっかり学びたい 業界団体が主催する信頼性の高いセミナーに参加したい マーケティングのネットワークも広げたい 4. MARPS（Tribal Media House） https://marps.tribalmedia.co.jp/home 特徴： 最新のマーケティング戦略・事例・調査データを体系的にまとめた無料ナレッジメディア ブランド戦略、SNSマーケ、顧客理解、コミュニケーション設計など“実務の現場で即使える”内容が中心 大手企業の成功事例や、自社のリサーチデータをもとにした深い考察記事が豊富 マーケターのスキルアップを支援するオンラインセミナーや講座も随時公開 こんな人におすすめ： 戦略〜実務レベルまで一気通貫で学びたいマーケター 最新トレンドや他社事例から自社の打ち手を考えたい SNSマーケティング、ブランド構築、顧客インサイトの深掘りをしたい 「理論だけじゃなく、現場で再現できるノウハウ」を求めている人 【実践・応用編】特定チャネルの具体的手法を学べるセミナー告知サイト3選 1. ミエルカSEO https://mieru-ca.com/blog/seminar/ SEO、AI検索（GEO）、コンテンツマーケティングに特化 2025年最新のSEOトレンドやGoogleアルゴリズム変更に対応したセミナーを毎月開催 実践的なSEO施策を具体的に学べる無料ウェビナーが充実 こんな人におすすめ： SEOの最新トレンドをキャッチアップしたい AI検索時代のSEO対策を学びたい コンテンツマーケティングを強化したい実務者 2. ナイル株式会社（SEO HACKS） https://www.seohacks.net/seminar/ 特徴： SEO、コンテンツ制作、アクセス解析に特化したウェビナーを定期開催 広告内製化、HubSpot活用など実践的なテーマが豊富 コンサルタントによる最新のコアアップデート解説など、即実践できる内容 こんな人におすすめ： SEOとコンテンツマーケティングを本格的に学びたい BtoBマーケティングのリード獲得を強化したい データに基づいた改善施策を学びたい実務者 3. ネクプロ（ウェビナーマーケティング専門） https://nex-pro.com/event/ 特徴： ウェビナー（オンラインセミナー）の企画・集客・運営に特化したセミナーを定期開催 BtoBマーケティングにおけるウェビナー活用の具体的なノウハウが学べる ウェビナーアーカイブの営業活用など、実践的な手法を提供 こんな人におすすめ： 自社でウェビナーを開催したい実務者 ウェビナーの集客や運営に課題がある ウェビナーをマーケティング施策として本格活用したい 【戦略・マネジメント編】ROI設計・予算配分・組織づくりを学べるセミナー告知サイト3選 1. 宣伝会議（マーケティングリーダー養成講座 など） https://www.sendenkaigi.com/marketing/courses/?utm_source=chatgpt.com 特徴： マーケティング部門のリーダー向けに、「マーケティングリーダー養成講座」「マーケティング実践講座」など、戦略思考と実務をつなぐ講座を多数展開 KPI設計や成果指標の設定、メンバーへの方針浸透、マーケティング組織のつくり方など、組織マネジメントとROI視点をセットで学べるプログラムが用意されている 教室＋オンライン補講、オンデマンド配信など、忙しいマネージャーでも継続的に学びやすい運営形態 こんな人におすすめ： マーケティング部門長・ブランドマネージャー・チームリーダー KPI／ROI設計や予算のメリハリづけを体系的に学びたいマネージャー 「組織を動かすマーケティングリーダー」の思考・スキルセットを身につけたい方 2. SMBCコンサルティング https://www.smbcc-education.jp/training/training_skill/training_marketing/index.html?utm_source=chatgpt.com 特徴： 「経営戦略とマーケティング戦略の基本」など、経営者・経営企画・管理職向けに戦略全体の考え方を整理できるセミナーを継続的に開催 [SMBC教育サイト+1] マーケティング研修では、自社の事業・商品を題材に分析し、戦略立案〜実行計画まで落とし込むプロセスをワークを通じて学べる [SMBC教育サイト] 経営者向けセミナーやマネジメントスクールも多く、経営戦略・財務・組織マネジメントとあわせてマーケティング投資を考えられる環境が整っている [smbc-consulting.co.jp] こんな人におすすめ： 経営企画・事業責任者・マーケティング部門の統括責任者 マーケティング投資と経営戦略の整合性、予算配分の優先順位づけに悩んでいる方 銀行系グループならではの視点も踏まえ、リスクとリターンを意識した戦略設計を学びたいマネージャー 3. 日本生産性本部「マーケティング戦略コース」 https://www.k-academy.jp/marketing2025/?utm_source=chatgpt.com 特徴： 経営アカデミーの一環として提供される「マーケティング戦略コース」は、約8か月にわたる長期プログラムで、マーケティング・営業部門の部長・課長・戦略スタッフ向けに設計された本格派コース [JPCnet+2JPCnet+2] 成熟市場を打ち破るための「先見性・革新性・戦略性」をキーワードに、普遍的な理論とフレームワークに加え、デジタルマーケティングなどの先端手法も統合的に学べる内容 [JPCnet+1] 日本生産性本部のマーケティング研修全体として、経営戦略と連動したマーケティング、データ分析、営業戦略など、組織全体の生産性向上を前提にしたマーケティングマネジメントがテーマ [JPCnet] こんな人におすすめ： マーケティング・営業部門の部長・課長・リーダー、戦略スタッフ 中長期の成長戦略や事業ポートフォリオ、ブランド戦略を見直したい経営層 個別施策ではなく、「組織としてのマーケティング力」を底上げしたい企業のキーパーソン 上記でご紹介したマーケティングセミナーのサイト以外でも横断的にセミナーが掲載されているサイトが多くあります。このようなサイトでマーケティングに絞って検索をかけて見ていただくと、あたなに最適なセミナーが見つかるかもしれません。ぜひこちらもご覧ください。 https://nex-pro.com/blog/online_seminar/online-seminar-business/ オンラインのマーケティングセミナーが今あらためて重要な理由 デジタル行動が前提になり、「学び」もオンラインへ 総務省の通信利用動向調査をもとにした分析では、日本のSNS利用率は2012年の約36％から2024年には約82％へと大きく伸びています。https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html 年SNS利用率（個人）2012年約36.2％2019年約58.6％2020年約70.2％2024年約81.9％ 消費者もビジネスパーソンも、情報収集の多くをオンライン・SNS上で行うのが当たり前になりました。 この変化に合わせて、マーケティングの学び方も変わっています。 書籍やリアル研修だけでは追いつかないスピードで、ツールやアルゴリズムが変わる 最新事例や運用ノウハウは、オンラインセミナー（ウェビナー）でアップデートされることが多い 移動時間なし・録画視聴ありのセミナーが増え、忙しいマーケターでも参加しやすい BtoBマーケティング領域でも、ウェビナーは「新規リード獲得」「既存顧客の育成」の主要チャネルとして定着しつつあり、ウェビナー活用をテーマにしたセミナー・カンファレンスも多くの会社で開催されています。 https://nex-pro.com/event/ オンラインマーケティングセミナーは“学び＋観察”の場 マーケ担当者にとって、オンラインセミナーは単なる勉強会ではありません。 どんなタイトルやページ構成で集客しているか 当日の進行（オープニング、事例紹介、QA、クロージング）はどう設計されているか どのタイミングでアンケートや資料DL、問い合わせ導線を置いているか といった点を観察すれば、そのまま自社ウェビナー企画のヒントになります。 ネクプロが支援する企業でも、 まずは他社やメディア主催のマーケティングセミナーを複数視聴 そこで得た“型”をもとに、自社向けにウェビナーを設計 参加者の反応とKPIを見ながら改善 というステップで、短期間で品質を高めている企業が多く見られます。 オンラインセミナーを「インプットの場」にとどめず、「自社ウェビナーの成功パターンを盗む場」として捉えることで、同じ参加時間でも得られる価値は大きく変わります。 日々の視聴体験を、次の企画づくりにそのまま持ち帰る意識を持つことが、マーケティング組織の学習スピードを高める近道です。 "成果の出る"ウェビナーをはじめよう ネクプロではお客様からの満足度90％。参加者数増加から商談化率アップまで、成果につながる仕組みをご提供します。今ツールやサービスを実際にご検討していなくても何かお力になれると思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。 よくある質問（QA） Q1. 「マーケティングセミナー」「ビジネスセミナー」「ウェビナー」の違いは？ マーケティングセミナー マーケ戦略・施策（広告、SEO、SNS、営業連携など）に特化したセミナーのことです。 ビジネスセミナー マーケティングに限らず、経営、財務、人事、営業スキルなどビジネス全般を扱う幅広いセミナーを指します。 ウェビナー 内容ではなく形式の呼び名で、「Web上で行うセミナー（オンラインセミナー）」のことです。 つまり「マーケティングセミナーのウェビナー」「営業スキル向上ウェビナー」という組み合わせも普通にありえます。 Q2. マーケティングセミナーで学ぶべき優先順位はありますか? マーケティングは領域が広いため、闇雲に学ぶと非効率です。以下の優先順位で学ぶことをおすすめします。 【初心者向け】学習の優先順位： マーケティングの全体像とフレームワーク（最優先）AIDMA、カスタマージャーニー、4Pなど基本概念を理解する 自社の事業モデルに近いチャネル（次に優先）BtoBならリード獲得とMA、BtoCならSNSと広告など データ分析とPDCA（実践段階）Google Analytics、効果測定の基本 【実務者向け】学習の優先順位： 担当チャネルの最新トレンド（最優先）アルゴリズム変更、新機能、成功事例 隣接領域の知識（次に優先）SEO担当者なら広告、広告担当者ならSEOなど 戦略設計とマネジメント（キャリアアップ段階）予算配分、チームビルディング、経営層への報告 Q3. 初めて自社でウェビナー／マーケティングセミナーを開催する場合の「スモールスタートの型」は？ ネクプロがよくおすすめしている型は次の通りです。 ターゲットを既存リードに絞る（新規リスト獲得よりハードルが低い、コストが掛からない） 30〜40分の単発ウェビナーから始める（登壇者1〜2名、質疑応答含む） テーマは「営業が日常的に話している内容」＋「よくある質問」を整理したものにする KPIは「申込数・参加率・有効アンケート回答数」の3つだけに絞る 録画を残し、後日メールで再送する（＝録画アーカイブを資産化） ここから徐々に、共催ウェビナーやオンラインカンファレンスなどへ拡張していくと、社内の負荷を抑えつつ成功体験を積み重ねやすくなります。 参考リンク・出典 ferretのWebマーケティング講座｜ferret マケフリセミナー｜マケフリ（カイロスマーケティング） セミナー・研究会｜日本マーケティング協会 MARPS｜トライバルメディアハウス 無料Webマーケティングセミナー【2025年】初心者向けも多数！｜ミエルカSEO 無料SEO・アクセス解析セミナー（勉強会）一覧｜ナイル株式会社（SEO HACKS） マーケティングの教育講座｜宣伝会議（KAIGI GROUP） マーケティング研修｜SMBCコンサルティング 教育サイト 経営戦略とマーケティング戦略の基本｜SMBCコンサルティング 教育サイト 研修・セミナー情報｜SMBCコンサルティング マーケティング戦略コース（2025年度）｜経営アカデミー（日本生産性本部） マーケティング関連セミナー一覧｜日本生産性本部 マーケティング戦略関連セミナー詳細｜日本生産性本部 通信利用動向調査（個人編）｜総務省

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