ウェビナーを配信する際、背景についてどうするか悩んだことのある方は多いのではないでしょうか。中にはウェビナーを初めて開催する際に、ウェビナー本番直前になって背景について何の準備もしていなかったことに気付くケースもあります。
この記事ではウェビナー配信の際の背景について、その重要性や画像作成のポイントなどを解説します。
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目次
ウェビナーの背景とは
ウェビナーの背景とは、要するに登壇者の後ろに映る画像、もしくは配信している部屋の風景のことです。
画像を設定せずに後ろの風景そのままを映して配信する方もいますが、企業主催のウェビナーでは画像を設定して後ろの風景が移らないようにしていることが多いでしょう。画像を設定せずにそのままの風景で撮影しても問題ありませんが、どちらかといえば画像を設定する方がおすすめです。
ウェビナーで背景画像を設定するメリット
ウェビナーで背景画像を設定するメリットには以下のものがあります。
後ろの風景や物を気にする必要がない
まず、背景画像を設定することで、後ろの風景や置いてある物を気にせずウェビナーを配信することができます。ウェビナーを配信する際に、後ろが散らかっているとウェビナーを見ている参加者の注意が逸れてしまいやすいです。また、社外秘である映してはいけないものが映ってしまったりすると大きなトラブルに繋がりかねません。
もちろん配信時のトラブルで設定した画像がはずれてしまい、後ろの風景が映ってしまうことがあるため、背景画像を設定する場合でも後ろの風景を気にしておくことは大切です。しかし、背景画像を設定しておけば、整理が行き届いていない部屋や殺風景な部屋でもウェビナーを配信することができます。雑音などが入らない場所であればどこでもウェビナーを配信することができるのです。大きなスタジオなどを借りるのが難しい場合、背景画像さえあれば、身近な場所を撮影場所にすることができます。
“企業が主催している”感が出る
企業がウェビナーを配信する際に、背景画像にその企業やサービスのロゴが表示されているのを見たことがある方は多いでしょう。企業が主催するウェビナーでは、背景画像にそのようなロゴを設定することで、“企業が主催している、内容のしっかりしたウェビナー”という印象を参加者に与えやすいです。
会社の会議室など空き部屋でウェビナーを撮影する際に後ろの壁や棚などが映った状態でウェビナーを配信すると、画面に映るものとしては個人のYoutuberが配信している動画と何ら変わりありません。身元の不確かな個人が配信しているのではなく、身元の確かな企業が配信しているコンテンツであるということを印象づけるためにも、背景画像を設定することをおすすめします。
登壇者がどの組織に属した人であるかが分かりやすい
複数社でウェビナーを共同開催する場合、各社から登壇者が出席することが多く、各社が背景画像を自社ロゴに設定しておくことで、参加者にとって誰がどの企業からの登壇者なのかが分かりやすくなります。
また、他の参加企業が背景画像をしっかりと設定しているのにも関わらず、自社だけ設定していないと、単純に見劣りしてしまうということもあります。自社で背景画像の用意がない場合は、他の登壇企業にどんな背景画像を使用しているのか、参考に聞いてみてもいいでしょう。
自宅からの参加の場合、個人のプライバシーを守れる
新型コロナウイルスの流行を受けて、在宅勤務を導入する企業が増えてきています。そのため、ウェビナーも社員が自宅で配信するというケースも見られるようになりました。
自宅で配信する場合、やはり自宅の様子が映ってしまうのは嫌だという方が多く、個人のプライバシーを守るためにも背景画像の設定は必要です。部屋に置かれているものや間取りなどが見えてしまうだけでなく、窓から映る風景から自宅を特定されてしまう可能性もあり、社内で撮影するとき以上の注意が必要です。
ウェビナーの背景の作り方
ウェビナーで背景画像を設定するメリットを解説しました。それではその画像はどのように作成すればよいのか、画像を設定できない場合、設定できる場合それぞれについて対応方法をご紹介します。
背景画像を設定できない場合
ウェビナーツールの仕様や画像作成のリソースの問題で背景画像を設定できない場合は、1枚の大きな布を用意すると良いでしょう。もちろん何もない壁などを背景にしてもいいのですが、白い壁を背景にすると、参加者はまぶしく感じることもありますし、殺風景です。コーポレートカラーやサービスのブランドカラーなどに合わせた布を1枚後ろの壁に貼っておくだけでも、その企業感が伝わりやすいです。
また、後ろの壁に何かが貼ってあっても布を貼れば隠れてしまい、画像設定のようにトラブルで後ろの風景が見えてしまうということもないため、確実に見せたくない物を隠して配信することができます。
背景画像を設定できる場合
背景画像を設定する場合、配信ツールの仕様に合わせたサイズの画像を作成しましょう。画像を作成するといっても、特殊やツールや専門的な画像作成ソフトなどは必要ありません。ペイントやパワーポイントなどで十分です。
作成する画像はシンプルなもので問題ありません。単色の背景に企業ロゴやウェビナーのタイトルなど入れるだけで十分です。入れる場所については、画像の角にしましょう。真ん中にいれると登壇者の姿で隠れてしまいます。また右下、左下の場合は登壇者がジェスチャーする際に隠れてしまうこともあるため、右上、左上の方が隠れにくいです。
もし画像作成のできるデザイナーなどが社内にいる場合は、企業ロゴを市松模様のように全面に並べた画像を作成してもいいでしょう。
背景画像の情報量は少なめに作成することが大切です。ウェビナー参加者が登壇者の後ろに気を取られてしまうことを防ぐためです。また、情報量が多くても結局は登壇者の姿で隠れてしまうため、背景画像作成に力を入れてもあまり意味がないからです。
背景画像を設定するメリットはもちろんあるのですが、ウェビナーで大切なのは何よりもコンテンツであるため、背景画像を用意することに力を入れすぎることのないようにしましょう。
背景の必要性が低いケース
ウェビナーでは、最初から最後まで登壇者の姿を映しながら配信するものもありますが、中にはほとんどの時間が資料を写しながらだったり、登壇者が実際に操作する手元を映したりするウェビナーもあります。そのようなケースではあまり背景を設定する必要性はありません。登壇者の紹介、最後の挨拶くらいでしか登壇者が画面に映らないこともあるでしょう。
登壇者があまり映らないウェビナーでは、代わりに映す資料をしっかり用意しておくことが大切です。また手元を映す場合は、しっかり細かい部分まで隠れずに映るようなカメラアングルを見つけておくことが大切です。ある意味、登壇者の姿と背景画像を映すウェビナーよりも作り込みが必要です。入念な準備、練習をしておきましょう。
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