
慶應丸の内シティキャンパス(株式会社慶應学術事業会)様
本社:東京都千代田区|代表取締役社長:佐藤正明|設立年:1965年|従業員数:47名
東京・丸の内にある「慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)」を運営。ビジネスの原理原則から、先端知の探索、リベラルアーツまで幅広いテーマのプログラムや企業内研修を提供している。2001年より、ビジネス、サイエンス、文化、スポーツなど多彩な分野の第一人者による定例講演会「夕学講演会」を開催。ビジネスパーソンはもちろん、学生やシニア層まで継続的に学びを深めている。

- 自社開発CRMとシームレスに連携
多申込から受講まで体験品質が改善 - 分かりやすい視聴テスト環境と充実したQ&A
ログインや視聴に関する問い合わせがゼロに - 運営スタッフにも使いやすく
オンライン配信の安定運用を実現アップ

慶應丸の内シティキャンパス(株式会社慶應学術事業会)様
コロナ禍をきっかけにオンライン配信を開始
ネクプロ導入でオンライン受講数が大幅増加
2001年から各界の専門家による最新知見を提供する有償講演「夕学(せきがく)講演会」を開催している慶應丸の内シティキャンパス様は、コロナ禍においても講演を継続するためオンライン配信を開始しました。しかし、当初導入したプラットフォームでは申込や受講がスムーズに行えないなどの体験品質の課題によりリピート受講が伸び悩んでいました。そこで慶應丸の内シティキャンパス様は、受講者に最適な環境を提供すべく十数社のプラットフォームを比較しネクプロを選定。2023年10月からトライアル利用を経て2024年7月に契約。同年9月にはデモ配信を行い10月から本格運用を開始しました。ネクプロ導入により、受講申込や受講体験が向上し、受講方法に関する問い合わせはゼロに。画質の向上や見逃し配信で受講生が増え、オンライン配信受講者数は増加しています。
有償講演のオンライン配信について、どんな課題がありましたか?
講演の申込、決済、受講
スムーズに受講できない
以前のプラットフォームは、受講券の購入・講演の申込と配信画面が分断されている印象が強く、受講者様から「画面が分かりづらく、使いにくい」というご指摘をいただくこともありました。
ログインや視聴
多数の問い合わせ
受講者から「受講画面にログインできない」「ログインはできたが受講できない」といったお問い合わせが多数寄せられ、技術的な質問への対応に苦慮しました。
体験品質、満足度が低く
リピートしづらい
「スムーズに受講できない」「画面の使い勝手が悪い」といったご意見が寄せられ、体験品質が悪いため継続的な受講につながらないという課題が明らかになりました。
有償講演のオンライン配信にネクプロを導入した成果

スムーズな受講体験を実現、画質も向上
受講券の購入、受講申込からオンライン配信の視聴まで、一貫した画面でスムーズに受講いただける環境を実現しました。さらに、受講者からは「映像の画面の画質が向上した」との好評もいただいています。私ども自身は画質に課題を感じていませんでしたが、受講者から「品質改善」として評価いただけたことは大変嬉しく思っています。

ログインや視聴に関する問い合わせはゼロに
ネクプロのテスト画面は、講演の視聴について推奨環境の説明が分かりやすいです。また、「よくある質問と答え(Q&A)」も充実しています。私たちは、Q&Aにすごく助けられています。技術的な質問をいただいても、Q&Aを参考にしてスムーズに回答できます。受講者からのお問い合わせに対応するスタッフには、ネクプロのQ&Aを見て回答するように伝えています。

オンラインでの受講者数が右肩上がりで増加
教室での対面受講では講師がスライドを使用して講演を行いますが、著作権の関係でスライドは配布されないことがあります。そのため、受講者からは「メモが追いつかない」との声が寄せられています。多くの受講者は、見逃し配信で講演を振り返りメモを取っているようです。オンライン視聴でも見逃し配信の視聴が増加しています。これらの傾向から、オンラインでの受講者数は右肩上がりで増加していると思われます。
なぜ「ネクプロ」に?
ツールの選定ポイント(Q.)とネクプロに決めた理由(A.)をQ&A方式でご紹介します。
Q | 好きなタイミングで視聴履歴を確認できるか |
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A | 受講履歴のエビデンスとして利用できるログイン時間や視聴ログを必要なタイミングで直接取得できる |
Q | 今までと同等のコストで導入できるか |
A | 限られた予算で、画面のカスタマイズ、視聴ログの提供、高品質な画質でサービスを利用できる |
Q | 講演を中止することなく切り替えられるか |
A | 定例講演会ゆえ、決まっている開催スケジュールに合わせて、トライアルやデモ配信に対応可能。講演を中止することなく切り替えられる |
お客様インタビュー

2001年から続く人気講演
コロナ禍をきっかけにオンライン配信を開始
藤野あゆみ 様
株式会社慶應学術事業会 学術事業部
ラーニングオペレーション・マネジャーラーニングファシリティター
私は夕学講演会の事業責任者として、首都圏をはじめ全国のビジネスパーソンや学びを深めたい方々に、夕学講演会を知っていただき、学びの場として選んでいただくことを担当しています。夕学講演会は、ビジネスの中心地である丸の内で2001年にスタートし、4月~7月の前期と10月~1月の後期に分かれて、年間約30回の講演を開催しています。各講演は1回から受講可能です。
コロナ禍以前は、1講演あたり100~300名の参加者があり、当社では夕学講演会を重要な事業として位置づけています。しかし、コロナ禍により対面での開催が難しくなったため、講演を継続することを最優先に、短期間でオンライン配信の環境を整備しました。オンライン配信は実現しましたが、受講者からは「視聴のスムーズさ」や「体験品質」に関する課題が指摘されました。

オンライン配信をネクプロに切り替え
オンライン受講者数が増加
コロナ禍は落ち着きましたが、柔軟な働き方が浸透したことなどによりオンライン配信のニーズはより高まりました。そこで、本格的に夕学講演会のブランドにふさわしいオンライン配信のプラットフォームを検討いたしました。十数社のシステムを比較検討した結果、自社のCRMと連携できること、視聴ログをダイレクトに取得できること、予算内で導入できること、年間の開催スケジュールに影響がなく配信をスタートできることからネクプロに決めました。
ネクプロは多機能でありながら、スムーズに利用を開始でき、弊社スタッフからも「画面がわかりやすく、使いやすい」と高評価を得ています。また、ネクプロの担当者様は私たちの要望に丁寧に寄り添い、実現をサポートしてくださいました。
お陰様で、受講者の皆様からは「申込から受講までがスムーズになった」「画質が向上し受講しやすくなった」といった声を多数いただき、受講体験の品質向上を実感しています。当日のライブ配信だけではなく、対面受講後に見逃し配信を利用する方も多く、オンラインでの受講数は右肩上がりで増加しています。
今後は、首都圏のビジネスパーソンだけでなく、日本全国、さらにはアジア地域のお客様にも夕学講演会を知っていただき、受講していただけるように努めます。ネクプロには、集客プロモーションでもお力添えいただけることを期待しています。
慶應丸の内シティキャンパス様のネクプロ活用法
夕学講演会をネクプロでオンライン配信
申込から受講までシームレスに連携
慶應丸の内シティキャンパス様では、会員登録、受講券の購入、講演予約、顧客管理を自社開発のCRMで管理し、ネクプロは講演のライブ配信、見逃し配信、受講履歴の確認に使用しています。顧客管理とオンライン配信は別々のシステムで運用されていますが、受講者の体験を損なわないよう、ネクプロの画面はカスタマイズされ、スムーズな利用が実現されています。スムーズな受講体験と高品質な映像品質により受講者の満足度が向上しています。

※本記事の内容は、取材当時のものです。