「ウェビナーを開催したいけど、集客はどうすればいいのだろう」
オンラインでセミナー開催を検討している皆さん、このような悩みはありませんか?
最近ではウェブで簡単にセミナーが開けるようになりましたが、集客方法に困っている方も多くいるようです。
そこで本稿では、ウェブセミナーで効果的に集客するための7つの方法をお伝えします。
この記事を読めば、集客のために取るべきアクションがわかるようになります。
記事の後半では、集客のための注意点もお伝えしているのでぜひ参考にしてください。
目次
ウェビナーとは
ウェビナーは、英語のweb(ウェブ)とseminar(セミナー)という2つのワードでできた単語です。
「オンラインで実施するセミナー」という意味で、インターネットやパソコン、スマホの普及に伴い広く利用され始めました。
ウェビナーのメリットは、どこにいても気軽に受講できるということ。セミナーを受講するためには、これまでどこかの場所へ行く必要がありましたが、ウェブセミナーなら場所を気にすることなく受講可能です。
セミナーの主催者側も場所を借りるコストが抑えられるため、双方にとって利点があるといえます。
ウェビナーを開催するにあたり、オフラインでのセミナーと同様に鍵となるのがやはり集客です。
受講者を集められなければ、いくら素晴らしい内容のオンラインセミナーを準備しても、成功したとはいえません。
そこで次に、ウェビナーの集客方法を徹底解説するのでぜひ参考にしてください!
ウェビナー集客のための7つの方法
オンラインセミナーの集客方法は、大きく分けて7つあります。
まずは無料でできることから始め、ターゲットの反応から感触を確かめつつ、少しずつコストをかけていくようにしましょう。
初めから1つの方法に大きく予算をかけるのではなく、回数を重ねる中でどのやり方が効果的か検証していくことをおすすめします。
公式ホームページやブログで告知【無料】
まずは自社の公式ホームページやオウンドメディアに、ウェブセミナーの情報を更新することから始めましょう。
とくに公式ホームページへの訪問者は、自社サービスやプロダクトに興味がある方たちです。
訪問者にとって有益となるようなウェビナー情報が目に入れば、内容をクリックして受講する可能性が高いでしょう。
公式ホームページやブログに掲載するだけなら、通常の業務範囲内であるため追加費用をかけず集客ができます。
公式SNSに投稿【無料】
自社で運営している公式SNSがあるなら、オンラインセミナー情報を掲載しましょう。
投稿するだけであれば、無料で宣伝することができます。
SNSにおける最大のメリットは拡散力です。
Twitterならリツイート機能、Facebookであればイベント作成やシェア機能、インスタグラムならハッシュタグ機能を駆使すると、潜在顧客へリーチできる可能性があります。
魅力的な写真や端的で読みやすい文章を掲載し、たくさんの人の目に留まるよう工夫しましょう。
まだSNSを運用していないのであれば、無料でスタートできるのでこの機会に使い始めることをおすすめします。
ハウスリストにEメールを送信【無料】
次はハウスリスト、つまり過去の顧客情報リストを利用してEメールを送付する方法です。
こちらも新たなツールを導入する必要はないので、無料で集客できます。
たとえば、自社製品のアップグレード情報や使用方法に関するウェブセミナーなら、取引のある企業は興味を持つ可能性があるでしょう。
さらに、見込み客に対してもオンラインセミナー情報をEメールで送信することで、新たな顧客になるかもしれません。
前項の、SNSへ投稿してリーチできる数と比較すると母数は限られますが、相手によってEメールの文面を変更して送信すれば、参加率アップが期待できます。
ここまでが無料の集客方法です。次に有料の方法をお伝えするので、必要に応じて取り入れていきましょう。
ウェブ広告【有料】
インターネットやスマホが普及している現代で集客をするなら、ウェブ広告がおすすめです。
ウェブ広告を目にしない日はないといっていいくらい、広く使われています。
多くの方の目に届きやすいので、短期間で集客したいときに効果的です。
動画、リスティング、バナー、SNS広告などがあり、ターゲットに応じて使い分ける必要があります。
性別、年齢、地域といったユーザーの属性によってターゲットを絞ることも可能です。
SNS広告に関して、もし対個人のウェビナー開催を考えているのであれば、Twitterやインスタグラムが向いています。
企業向けならFacebookやLinkedInがいいでしょう。
オンラインセミナーを届けたいターゲット層に応じて、Web広告を使い分けるようにしてください。
チラシ・ポスター作成【有料】
次に、紙媒体の集客方法をご紹介します。
ウェビナー情報を記載したチラシを作成して手渡ししたり、顧客へ郵送したりする方法です。
また大型ビルのロビーなど、人の往来が多い場所にポスターを貼っておくという手段もあります。
大型イベントの開催していたり、飲食店などを保有していたりすれば、チラシをさまざまな人に手渡しできるため大量印刷しても無駄になりません。
チラシの配布先やポスターの貼り付け場所を先に確保してから、作成作業にとりかかりましょう。
プレスリリースの発信【有料】
企業の重役や著名人がウェビナーの登壇者となる場合、プレスリリースを配信するといいでしょう。
プレスリリースを出すと新聞や大手メディアにも取り上げられることがあるため、話題作りに効果的です。
価格は1本当たり数万円が相場となっているため、費用対効果を考え本当にプレスリリースを出す価値があるかしっかり検討してから配信するようにしましょう。
セミナー集客ポータルサイト【無料・有料】
最後に紹介するのが、セミナー集客ポータルサイトを活用する方法です。
これは個人やさまざまな企業が主催するウェビナー情報が、1ヵ所に集まっているサイトです。
ポータルサイトにアクセスするユーザーは、興味のあるセミナーを積極的に探しています。
学習意欲や向上心のあるユーザーなので、参加率が高いと考えられます。
そのため、ポータルサイトへ掲載して周知することは重要な集客方法のひとつです。
ポータルサイトは、有料版と無料版のどちらもあります。
受講して欲しいターゲット層がアクセスしているポータルサイトを選び、ウェブセミナー情報を掲載するようにしましょう。
ウェビナー集客を上手に行うための注意点
ここからは、ウェビナー集客を効果的に実施するための注意点をいくつかご紹介します。
ポイントを押さえることで、ユーザーの迷いが減り参加率アップが期待できるので、ぜひ参考にしてください。
参加のメリットを伝える
ウェブセミナーに参加すると、どのようなメリットがあるかわかりやすく伝えるようにしましょう。
たとえば、このセミナーではどんな課題が解決できるか、またはどのようなスキルや情報が得られるか、明確に提示する必要があります。
受講後、参加者がどのような状態になっているかをイメージできるよう記載すると、申し込んでもらいやすくなります。
ウェビナー配布資料を一部公開
参加者にウェビナーで配布する資料の数ページを公開すると、受講内容がイメージしやすくなります。
資料を見て「もっと知りたい」と思ってもらえれば、参加率がアップし当日キャンセルも避けられるでしょう。
資料を公開することは、キャンセル率を下げるために有効でもあるので、ぜひ取り入れることをおすすめします。
他社とコラボウェビナーを開催
他社と共同でウェビナーを開催すると、宣伝効果が2倍以上になる効果も期待できます。
なぜなら、両社が持つSNSやホームページでPRできるので、拡散力が高まるからです。
また、1社で何回もオンラインセミナーを開催しようとすると、ネタに尽きてしまうこともあるでしょう。
そこでコラボウェビナーをすれば、参加者の関心を惹きつけられるので効果的です。
ウェビナー参加者限定特典を用意
次に、ウェビナーに参加してくれる人に限定した特典を用意しましょう。
例えば、以下のような特典が考えられます。
- プロダクトの購入割引クーポンを配布
- オンラインセミナー限定の冊子をプレゼント
- サービス使用料金が1回分無料
このような特典があれば参加意欲が高まり、キャンセル率も低下するはずです。
参加者に喜んでもらえて、今後自社の顧客になってもらえるような特典を考えましょう。
参加のための申し込みを簡単に
ウェビナーを申し込むための手続きを簡単にして、参加へのハードルを下げることが大切です。
申し込みには、氏名とメールアドレスといった最低限の項目だけ入力してもらうようにしましょう。
参加申し込み後、受講生のメールアドレスへ当日アクセスするURLを送付し、セミナーの流れもわかりやすく記載します。
さらに、直前にリマインドメールも送ればアクセス率が高まるのでおすすめです。
ウェビナー後のアンケートで情報収集
オンラインセミナーが終了した直後にアンケートを送付するよう、あらかじめ設定しておきましょう。
見込み客のニーズを知るチャンスでもあるので、次のセミナー内容やプロダクト開発に活かせます。
ウェブセミナー画面からすぐアンケート画面に変わるよう設計しておくと、回答率が高まります。
ウェビナーの集客方法を知って、実践してみよう
本稿ではウェビナー集客方法や注意点を解説しました。
まず無料でできることを実施し、有料ツールの導入を慎重に検討していくことが大切です。
オンラインセミナーは回数を重ねるとターゲットが絞られてくるので、どのツールを使えば集客が効果的になるか見えてきます。
キャンセル対策にも取り組みながら、自社にぴったりの集客方法を模索していきましょう。
こちらで紹介した集客方法と一緒に利用したいのが、ネクプロのウェビナーマーケティングツールです。
ネクプロでは、オンラインセミナーだけでなくオフラインイベントも管理できます。
複数のイベントもネクプロで一元管理でき、マーケティングや集客、顧客とのコミュニケーション業務もまとめて実施可能です。
処理が煩雑な申込管理も簡単になるので、大幅な業務効率化が実現できます。
ウェビナーのクロージングに必須のアンケート機能も搭載しているため、顧客の声を拾い上げ、次のマーケティングに活用できます。
幅広い機能を搭載しているので、BtoB企業のマーケティングツール導入を検討している方は、ぜひお問い合わせくださいね!
これからウェビナー配信を活用していきたい方は、ぜひコンテンツの作り方の参考にしてください。