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Zoomウェビナーとミーティングの6つの違いとは?ポイントは開催目的
2021.04.30 / 最終更新日:2021.04.30
Zoomにおいて、ウェビナーとミーティングの違いのポイントは開催目的にあります。しかし具体的にどこがどのように違うのか、わからない方も多いですよね。そこで本記事では、ZoomウェビナーとZoomミーティングの違いを、簡潔にわかりやすく解説していきます。
Zoomウェビナーのメリット、デメリットについても改めて解説しているので、気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
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ZoomウェビナーとZoomミーティングの6つの違い
Zoomのウェビナー、ミーティングでは具体的に6つの違いがあります。違いがある要因は、それぞれの開催目的が異なるためです。ウェビナーではセミナーを目的としていることに対して、ミーティングでは会議を目的としています。
Zoomウェビナー | Zoomミーティング | |
---|---|---|
カメラ・マイク操作権限 | ホスト・パネリスト | 全参加者 |
視聴限定ユーザーの有無 | ○ | × |
参加者一覧の閲覧可否 | ホスト・パネリスト | 全参加者 |
利用人数の差 | 100~10,000人 | 100~500人 |
質疑応答機能の有無 | ○ | × |
ブレークアウトルームの有無 | × | ○ |
カメラ・マイク操作権限
カメラ・マイク操作権限における違いは、権限対象者の違いです。Zoomウェビナーではホスト・パネリストのみですが、ミーティングでは全参加者が可能。
Zoomウェビナーの場合、発信者が少数であることからホスト・パネリストのみで十分に対応できます。Zoomウェビナーに対してZoomミーティングでは、全員に発言する機会があるので必須の権限と言えます。
視聴限定ユーザーの有無
視聴限定ユーザーに関しても違いがあります。セミナー形式であるZoomウェビナーでは、視聴限定ユーザーが存在することに対して、Zoomミーティングでは存在しません。この点も用途による違いです。
参加者一覧の閲覧可否
参加者一覧の閲覧可否はカメラ・マイクの操作権限と同様に、Zoomウェビナーではホスト・パネリストのみです。対してZoomミーティングでは、全参加者に閲覧する権限があります。
ウェビナーでは参加者同士、情報を知り合う必要はありません。しかしミーティングは「会議」なので、誰が参加しているのかを皆が知る必要があります。
利用人数の差
利用人数の差は、ZoomウェビナーとZoomミーティングの大きな違いです。Zooomウェビナーでは最大10,000人まで参加可能ですが、Zoomミーティングでは500人が最大。
大規模なウェビナーを開催できれば、それだけ集客などの成果に繋がりやすくなるため、利用人数が多いことにはメリットがあります。対してミーティングではあまり多い人数で会議を行えば、情報共有が難しくなります。つまり、利用人数の差も目的による違いです。
質疑応答機能の有無
質疑応答機能の有無にも違いがあります。Zoomウェビナーには設置されていますが、もともと会議目的であるZoomミーティングには設置されていません。そもそもZoomミーティングでは、全員にカメラ・マイク操作機能が付いているため、不要な機能です。
ブレークアウトルームの有無
ブレークアウトルームの有無も用途により、機能の有無が異なります。そもそもブレークアウトルームとは、参加者を少人数のグループに分ける機能のこと。基本的に一方通行のZoomウェビナーではこの機能は存在せず、Zoomミーティングにのみ付属している機能です。
ウェビナーでは発信者が全参加者に対して、同じ情報を伝えます。しかしミーティングでは、一時的に部署ごとやグループごとに情報共有したり、会議したりする必要があるため、ブレークアウトルームは必要な機能と言えます。
Zoomでセミナーをするなら「Zoomウェビナー」がおすすめ
Zoomでセミナーをするなら「Zoomウェビナー」がおすすめです。開催目的がセミナーであれば、オンラインでセミナーをするために作られたウェビナーが適しています。利用人数が多いことや視聴限定ユーザーがあることなど、オンラインセミナーに特化した機能が備わっているためです。
Zoomで会議をするなら「Zoomミーティング」がおすすめ
セミナーに対して、Zoomで会議をするなら「Zoomミーティング」がおすすめです。Zoomミーティングでは、オンラインで会議を行うにあたって、必要な機能が備わっています。カメラ、マイクの操作権限などが全参加者にあるのは、そのためです。
Zoomウェビナーを利用する3つのメリット
Zoomウェビナーを利用する3つのメリットは、以下の通りです。
- 開催費を抑えることができる
- 多くの人に同時配信できる
- 場所を選ばず配信できる
開催費を抑えることができる
Zoomウェビナーではオンラインでセミナーを行うことにより、会場費や交通費などの費用がかかりません。これらの費用に関しては開催者側と参加者側、双方にメリットがあります。
会場費や交通費以外にも、セミナー現地での食事代や事務の運営費なども軽減可能です。
多くの人に同時配信できる
多くの人に同時配信できるのもメリットの1つです。オフラインでは大きな会場を確保したとしても、収容人数が限られます。会場が大きければ大きいほど資料が見にくくなったり、表情やジェスチャーが見えないことから講演も理解しにくくなります。
しかしオンラインで完結するZoomウェビナーであれば、参加者個人のデバイスで誰もが同じように資料や講演を見られます。最大10,000人までの同時配信が可能です。
場所を選ばず配信できる
Zoomウェビナーでは、場所を選ばず配信できます。最低限ネットに繋がるデバイス1つあれば、配信できるからです。いつでもどこでも場所を問わず、セミナー形式で情報発信できるので、開催者側にも参加者側にも大きなメリットと言えます。
Zoomウェビナーを利用する2つのデメリット
Zoomウェビナーを利用する2つのデメリットは、以下の通りです。
- 視聴者が離脱しやすい
- 視聴者の反応が伝わりにくい
視聴者が離脱しやすい
Zoomウェビナーは手軽に視聴できますが、視聴者が離脱しやすいというデメリットが存在します。手軽に参加できる反面、離脱もしやすいのです。
開催者は視聴者が離脱しないように工夫することが重要です。主な工夫内容は以下の通りです。
- 資料を見やすく簡潔にする
- 価値のある良質なコンテンツを発信する
- 事前に設備(ネット環境・カメラ・マイクなど)を確認する
- 事前に講演の予行練習をしておく
視聴者の反応が伝わりにくい
対面ではないウェビナーでは、視聴者の反応が伝わりにくいです。講演中、視聴者がどんな気持ちで見ているのか、オンラインでは表情が見えないため、反応をつかむことが容易ではありません。
質疑応答機能などを活用して、視聴者の反応を探っていくことが重要です。ウェビナーでは発信者から視聴者へ一方通行になりやすいですが、できるだけ視聴者を巻き込んで行うものが良いでしょう。
ZoomウェビナーとZoomミーティングの違いを理解して、使い分けよう!
ZoomウェビナーとZoomミーティングの違いは、主に開催目的が異なることから生じる違いです。それぞれの特徴を理解しつつ、目的に応じて使い分けることが重要。
ウェビナーにニーズがあれば、Zoom以外のツールも多数存在するので、チェックしてみましょう。そもそもウェビナーは単発で終わることは少なく、定期的に開催されるものが多いです。定期的に開催するにあたって重要になるのが、分析と改善。
ウェビナーツールの中には、分析や改善を得意とし、集客や売り上げを向上させるものもあります。例えばネクプロではオフラインの集客と比較すると、約2,7倍もの集客に成功しています。気になる方はぜひ覗いてみてください。
これからウェビナー配信を活用していきたい方は、ぜひコンテンツの作り方の参考にしてください。