日本電計株式会社 様
本社:東京都台東区|代表取締役:森田幸哉|設立年: 1950年|従業員数: 571名( 2023年9月末時点)
電子計測機器を中心に、科学・光学・精密機器等、幅広いメーカーの広範な製品・アイテムを取り扱う独立系の専門商社。国内 48拠点・海外 50拠点に営業ネットワークを構築しており、電子計測機器・各種システム機器等の販売やリース・レンタル業務等も手掛けている。
- 開催後のデータ反映の工数を大幅削減
Salesforceへのデータ入力が3日から0日に - 「多様なテーマ」と「段階的なナーチャリング」で信頼関係を構築
参加率は70%、アンケート回答率は50% - アンケート回答者の80%以上は前向きなリアクション
継続的なウェビナーがホットな商談化に直結
日本電計株式会社 様
ウェビナーのデータをSalesforceに自動連携
営業活動状況やSQL創出のレポートを即時に作成
多くの機器メーカーの製品を扱う独立系の電子計測器商社として70年以上の歴史を持つ日本電計株式会社様では「より良い情報提供をできる、より良いプラットフォーム」という位置づけで、月1回複数のウェビナーをオンデマンドで期間配信。宣伝色を排除し「新規格や新技術の解説」に特化することで、セミナー参加者から高い評価を受けており、申込者の参加率は約70%、視聴後のアンケート回答は約50%と高い数値を誇っている。同社ではウェビナー配信で採用している「ネクプロ」のSalesforce連携機能を活用し、従来は3日かかっていた開催後のデータ入力を自動化。アンケート回答者の内容を即時に精査しフォローできる体制を構築している。
どんな課題がありましたか?
失敗できない一発勝負
ライブ配信の不安
ライブ配信では、講師は「失敗できない」というプレッシャーを受けやすい。参加者は日程が合わないと視聴できず、見込み顧客を逃すというリスクも発生しがち。
ライブ配信の質疑が低調
参加者の本音が不透明
ウェビナーの質疑応答のパートは参加者の課題を把握できる場である一方、ライブ配信の場合、他の参加者に聞かれたくない課題感だと、質問せずに退場するケースも。
Salesforceの入力に丸3日
開催後の負荷が膨大
アンケート回答内容をSalesforceに反映するのに、当初は3日かかってしまっていたため、セミナー開催後のフォロー開始を即時に行うことができない。
ネクプロの導入で実感している価値
オンデマンド配信により開催負荷も機会損失も低減
収録の際に撮り直しも可能なため、講師は落ち着いてウェビナーコンテンツを作成可能。また、機器メーカーが既に作成した動画コンテンツのうち、セミナーテーマにあったものを二次利用することで、開催準備の手間も最小限に抑えることができる。参加者が都合のいい時間に視聴することができる上、興味の深いパートを繰り返し見ることで理解が深まり、開催者からみた機会損失も低減できる。
継続的なウェビナーで参加者の約30%が案件化
アンケート回答率は約50%に上り、その約80%は前向きなリアクションが寄せられる。ウェビナー参加者の約30%は案件化しており、アンケートで寄せられた反応を見て営業担当にトスアップし、営業側は過去のウェビナーの履歴やアンケート回答をもとに見込み顧客の課題にあった提案をすることが可能になる。
ネクプロとSalesforceの自動連携でフォローを即開始
従来はセミナー開催後、Salesforceへのアンケート反映に3営業日を要したため、Excelでデータを整形するマクロを作りMashmatrixSheetで省力化を行ったが満足できず、ネクプロとSalesforceの自動連携の機能を活用。営業対応の要否やウェビナーから創出されたSQL数などが即時にレポート化されるため、開催から時を置かずして営業フォローを開始することができるようになった。
なぜ「ネクプロ」に?
選定ポイント
ネクプロに決めた理由
ウェビナー専用のツールでセキュリティが高いか
ウェビナー配信に特化したプラットフォームでセキュリティ基準もグローバルレベルに対応
期間限定でのオンデマンド配信が可能か
ライブ配信や疑似ライブだけでなく、オンデマンドでの期間限定配信にも対応
ソフトウェアのインストールが不要か
参加者が普段から使っている Webブラウザですぐに視聴可能
お客様インタビュー
2歩先を行くウェビナーで
確度の高い良質なリードを獲得
白藤 陽 様
日本電計株式会社マーケティング部
副部長
日本電計のマーケティング部はWebサイトの運用のほか、ウェビナーや展示会など様々な施策を通じてリード獲得して営業へ渡すことをミッションとしています。特にウェビナーの参加者はSQLになりやすいという傾向があります。多くの企業でウェビナーを開催していますが、商品の宣伝といった営業色が強く、面白くないウェビナーも目立ちます。しかし、それではお客様も満足しない。我々は競合他社よりも 2歩先を行きたいと考えています。お客様の立場に立って「新しい規格、新しい技術」など業務の役に立つ情報を継続的に提供したところ、リピーターも増加しました。また、アンケートで今後開催してほしい内容もヒアリングして、それに応える。当たり前のことかもしれませんが、お客様からも、共催メーカーさんからも本当に満足していただけるようになりました。
Salesforceとネクプロの連携で
スピーディーにフォローを開始
電子計測器の分野は、既にお客様が自ら情報収集し購入したい製品の型番まで絞り込んでいる状態で問い合わせがくるというケースが往々にしてあります。しかし、情報収集段階で競合他社に流れてしまうケースもあるでしょうから、その前の段階でリーチしたい。そのために有効なのがウェビナーだと思っています。
ただ、従来課題として感じていたのが、Salesforceにウェビナーのアンケート内容を反映するのに時間がかかりすぎることでした。しかし、ネクプロの Salesforce連携の機能を活用するようになってからは、リアルタイムでアンケートのレポートができるため、営業フォローをすぐに開始することができます。お客様に必要な情報をスピーディーに提供することで、より深い信頼を得ることができると考えています。
日本電計株式会社様のネクプロ活用法
アンケート結果をSalesforceで“見える化”
見込み客とも機器メーカーとも高い信頼関係を構築
電子計測機器の分野でのウェビナーは、機器の商品紹介が中心になりがちな中、日本電計様では宣伝色を排除し、視聴者が「業務の参考になる」と納得感のある内容に絞ることで、参加者から高い評価を得ている。参加者のアンケートで「より高度なセミナー希望」「専門的なセミナー希望」「社内メンバーに見せたい」といった要望をヒアリングすることは、今後のテーマ設定の参考になるだけでなく、見込み客との信頼関係構築に寄与する。また、疑問点などのフリーアンサーへの回答も具体的なものが多く、Salesforce連携で即時に“見える化”したレポートをメーカーの営業担当にフィードバックすることで、「質の高いリードがスピーディーに提供される」と高評価を得ている。今後は、ウェビナーで得たホットな案件を営業担当にトスアップすることで、営業担当はお客さんの質問に対して説明するだけでクロージングできる体制構築を目指している。