「Withコロナ」という新しい時代が始まりました。
同時に、セミナーはオンラインの形式へと移行しつつあり、「ウェビナー(オンラインセミナー」が主流になりつつあります。
ウェビナーが開催できる企業にとっては、有利な時代が訪れたと言えるでしょう。一方でウェビナーが運営できない企業は、競合他社に水を空けられそうです。
自社でウェビナーを開催したいと考えている企業も多いでしょう。
しかし、「自力でウェビナーを開催するのは難しい」と感じるケースも、決して少なくないはずです。
とはいえ、最近では「ウェビナー代行」というサービスが台頭し始めています。ウェビナー代行を利用すれば、自社でも参加者を引きつけれるウェビナーが配信できるでしょう。
本記事では、ウェビナー代行の概要や、おすすめできる業者について解説します。
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目次
ウェビナー代行とは?
ウェビナー代行は、ウェビナーにおいて必要なことのほとんどに対応してくれるサービス。
機材準備や司会進行、タイムキーパーや撮影など、基本的なことはすべて代行可能です。
とにかくウェビナー代行を利用すれば、基本的な準備などで失敗することはまずありません。
やはりウェビナーを開催するのは、段取りから終了に至るまで、それなりのノウハウが求められます。
特にウェビナー開催経験がなく初めてトライするといったケースでは、戸惑う場面は非常に多いでしょう。
しかしウェビナー代行であれば、ノウハウを有するプロフェッショナルに、ほとんどが丸投げできてしまいます。
ウェビナーの遂行能力に自信がなければ、積極的に活用するべきだと言えるでしょう。
ウェビナー代行でできる、特別なサービスの一例
ウェビナー代行業者は、基本的な業務の代理はおさえつつも、特別なサービスを提供しているケースが多々あります。
「どのようなサービスを提供しているか?」という点については、ウェビナー代行業者でさまざまです。
自社にフィットしたスペシャルなサービスを提供しているウェビナー代行業者であれば、より頼れる存在として自社を助けてくれるでしょう。
ウェビナー代行業者が対応できうる特別なサービスの一例としては、以下のような物が挙げられます。
10,000人規模のウェビナー
規模の面で言えば、最大で10,000人規模のウェビナーにも対応可能です。
セミナーとは違って、接続するだけでエントリーできるウェビナーの強みを活かせられるでしょう。
10,000人規模とは言わずとも、数百人規模ほどでも、ウェビナー開催側でやるべき作業も肥大化します。
こういった場合は、作業を効率的かつ正しく進められるウェビナー代行業者へ依頼するのがよいでしょう。
ライブチャットを記録してくれる
また、ライブチャットを記録してくれている場合もあります。
ライブチャットを記録していれば、後々に確認して、PDCAを回すことも可能です。
今後も継続したウェビナー運用を前提としているなら、是非ともライブチャットは確保しておきましょう。
質問に対する個別対応
ウェビナー開催時に手こずりやすい質疑応答にも、ウェビナー代行は対応できます。
ウェビナーにおいて、質疑応答は避けては通れないものです。
そして質問に対する対応ひとつで、参加者からの心象や評価は大きく左右されるでしょう。
想定問答集などを用意していない場合は、なかなか当意即妙な返答ができないかもしれません。
しかしウェビナー代行業者であれば、事前に打ち合わせておけば、きちんと質問に対応してくれます。
ウェビナーに慣れている人材がいない場合では、とても頼れるサービス内容です。
スタッフが常駐
多くのウェビナー代行業者は、基本的にスタッフが常駐しています。
ウェビナーの進め方や方向性、演出などで悩んだら、すぐにスタッフへ相談できるわけですね。
特にウェビナーをはじめとした動画コンテンツについてノウハウがない場合は、たいへん頼り甲斐のある存在だと言えるでしょう。
その他のサービスについて
そのほかにも、ウェビナー代行を提供している企業は、細かい部分の業務にも対応しているケースがほとんどです。
具体的には、
- ウェビナーエントリー用の申込フォーム作成
- リマインドメールの一斉送信
- ウェビナー参加者に対する事前教育
- アンケートフォームの作成
- ウェビナー事務局の代理運営
などが挙げられるでしょう。
いずれも、ウェビナーを運営する中では、目立たないながら重要な業務です。
上記のことは自社でも実行可能ですが、細かいところまでリソースが回せないケースが多いのも事実。
こういったこともすべて任せられるのは、たいへん大きなメリットだと言えるでしょう。
ちなみに「ウェビナー代行」とは言え、かならずしも「WEB上で行われるセミナー」しか対応していないわけではありません。
中には、ウェビナーからはやや逸脱した内容に対応してくれるケースもあります。
具体的には、
- ミーティングのファシリテーター
- お客様サポート
- カスタマーへのインタビュー
など、あらゆるケースに対応可能です。
「今回の件はウェビナーには分類されないだろう」と思っていても、一度相談してみる価値はあるでしょう。
ウェビナー代行を提供している会社5選
最近では、ウェビナー代行を提供している業者は何十社と存在するようになりました。
選択肢が増えるのは歓迎されるべきことですが、一方で選択に悩む部分があるのも事実。
下記では、豊富な実績を持つ有力なウェビナー代行業者について紹介します。
ウェビナー代行の依頼を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
新日本工業
新日本工業では、「スタジオウェビナー・サポートサービス」を提供しています。
これは、ZoomかYouTubeを利用したウェビナーの運営を助けるものです。
基本的なサービスについてはほとんど押さえており、ソフトウェアの構成提案や使用方法までもレクチャーされます。
新日本工業は自社にスタジオを有しており、配信場所で困ることもありません。
もちろん、希望すれば在宅・オフィス環境からでの配信にも対応できます。
配信規模は100人までで、一般的なウェビナー規模であればほとんど対応範囲内です。
料金:50,000円/1時間〜
キャスター
(引用:https://anywhere.cast-er.com/webinar/)
キャスターは、「Caster Anywhere」というセミナー代行業務を提供しています。
同サービスでは、運営体制の決定から、機材選定、参加者対応から結果分析まで、一貫して引き受けています。
また、ウェビナーに適合したシナリオ・台本の作成を依頼することも可能です。
自社側ではなく、参加者側へのフォローが重厚なのもポイント。
ウェビナーにおける接続方法の解説や資料配布、チケット予約代行まで、幅広い範囲で対応できます。
サービス対応における多面性という点では、非常にすぐれたウェビナー代行業者だと言えるでしょう。
また、同社自体がすでに700人がリモートワークで勤務する先進的な企業です。
すでにオンラインでの動画通信について知り尽くしているといってよいでしょう。
料金:要見積り
GLOBAL LINK JAPAN
グローバルリンクジャパンは、Zoomにおけるウェビナーの運営代行をしています。
ウェビナーのみならず、ミーティングやグループインタビュー、マーケティング調査などを得意としているのが特徴です。
対応できる業務も幅広く、計画立案から開催終了まで、一貫して依頼できます。
また、サービス形式や参加人数、司会者の有無や作成するスライド枚数などを入力することで、簡単に見積もりが出せるツールも。
さらに実績面でもすぐれており、区官庁からの依頼を多数請け負っています。
非常に信頼性の高いウェビナー代行業者だと言えるでしょう。
料金49,800円/1時間
ビッグビート
ビックビートでは、「KODOU」というサービスを提供しています。
KODOUは、高い技術と豊富なノウハウに裏打ちされた高度な操作が可能なのが特徴。
配信先を選別して配信する「判定機能」などを使いこなし、安定したウェビナーが実現できます。
また、システム運用の問合せにも常時対応しており、トラブル発生時にもスピーディに対応。
さらに経験豊富なディレクターの手により、適切なプランが提供されます。
プランが決定すれば、あとは開催準備から配信終了まで、一貫して依頼することが可能です。
また、オンデマンド配信や展示情報の掲載、イベントサイト構築など、細かいサービス面も充実している様子がうかがえます。
1パッケージ/83万円〜
東京セミナースタジオ
東京スタジオセミナーは、YouTubeとZoomに対応している業者です。
セミナー制作については13年以上の運営歴を持つ、たいへんなキャリアを有する業者。
時代の流れに合わせて、セミナーからウェビナーへの移行をサポートしています。
開催告知から配信実施、終了後のフォローや顧客分析など、非常に密度の濃いサービス内容が揃っています。
また、参加状況や顧客リストをデータに変えるMAツールも完備。
自社スタジオも有しており、最適な環境で配信することが可能です。
さらにはウェビナーの他にも記者会見やライブ配信、学会やシンポジウムにも対応しています。
あらゆる目的で柔軟に対応できる、すぐれた業者です。
料金,50,000円/1時間
まとめ:リソースがなければ、ウェビナー代行を利用しよう
ウェビナー開催にあたっては、さまざまな準備や細かいリハーサル、そして付随する業務を多々こなす必要があります。
また、撮影機材の準備やセッティングなど、やや専門的な知識を要する場面もあり、意外と戸惑ってしまう部分も少なくありません。
しかし、ウェビナー代行があれば、こういった問題はほとんど解決できます。
費用については、おどろくほど非常識な値段ではありません。
今後はウェビナーの一般化が進み、代行業者でも競合するようになり、全体的に低価格化していく可能性も考えられます。
自社でのウェビナー開催に不安を感じるのであれば、ぜひウェビナー代行の利用を検討しましょう。
また、参加規模の多いウェビナーでのみ利用するなどの選択肢も考えられます。
ネクプロは、代行業者からも積極的に利用される、きわめて多機能なウェビナーツールです。
豊富な機能とわかりやすい操作性で、ウェビナーを成功へと導きます。
アンケートツールやQ&A機能はもとより、今後にも活かせられるデータ分析ツールも搭載。
ウェビナーを開催するのであれば、ぜひネクプロの導入をご検討ください。
これからウェビナー配信を活用していきたい方は、ぜひコンテンツの作り方の参考にしてください。