「ウェビナーを開催するための機材が知りたい」と気になってはいませんか。
ウェビナーは遠方の方でも参加できるうえに、広い会場を用意する必要がないことから、多くの企業が採用しています。
効果的に開催すれば、売上アップが期待できる注目のセミナー形式なのです。
ウェビナーを成功させるためには、開催前の準備が重要となります。
この記事では、ウェビナーを成功させるおすすめの機材を10種類ご紹介します。注意点も解説しているため、ぜひ最後までお読みください。
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目次
手持ちの機材でウェビナーは開催できる
「インターネットにつながる環境」と「カメラが内蔵されているPC」があれば、ウェビナーを開くことは可能です。
映像を届けることが目的であれば、最低限の機材で問題ありません。
しかし、登壇者の声が聞きづらかったり、映像が見えづらかったりするトラブルが発生する恐れがあります。
ウェビナーを効果的なものにするためには、配信トラブルが起きないように準備しなければなりません。
そのため、最低限の機材で満足するのではなく、配信環境を整えたり、機材にこだわったりと準備しましょう。
安定性を重視したウェビナーを開催する最低条件2つ
安定したウェビナーを開催するのに効果的な機材は、数多くあります。
しかし、どれだけ機材を持っていたとしても、PCや配信環境に問題があれば安定した配信はできません。
この章では、安定性を重視したウェビナーを開催するための最低条件を2つご紹介します。
安定的に配信するための最低条件は以下の通りです。
- Corei7相当以上のPCを使用する
- 有線でインターネットに接続する
最低条件について1つずつ順番に解説していくので、ぜひご参考ください。
Corei7相当以上のPCを使用する
ウェビナーを安定して配信するためには、PCの性能が重要になります。
PCが古かったり、低価格のものであったりする場合、プロセッサーがうまく動作しないことがあるからです。
プロセッサーがうまく動作しないと、音声や映像がカクカクする原因となります。
安定性を重視したウェビナーを開催するのであれば、Corei7相当以上のPCを使用しましょう。
Corei7相当以上であれば、問題なくライブ配信が行えます。
有線でインターネットに接続する
安定性を重視して配信するのであれば、有線でインターネットに接続して回線を安定させましょう。
インターネット回線が不安定だと、配信が止まってしまったり、重くなってしまったりする原因となるからです。
配信に問題があると、ウェビナーによる高い効果は期待できません。
そのため、日頃は無線LANを使用している方でも、ウェビナー開催時は有線でインターネットに接続するのがおすすめです。
あると便利!安定性の高いウェビナーを配信できるおすすめの機材10種
これまで、ウェビナーを安定的に配信するための最低条件についてご説明しました。
PCの性能やインターネット回線の重要性を理解してもらえたのではないでしょうか。
この章では、ウェビナーの安定的な配信に効果的な機材を10種類ご紹介します。
ウェビナーが安定的に配信できるおすすめの機材は以下の通りです。
- 音声が聞き取りやすい「外部マイク」
- 音質が良くなる「オーディオインターフェース」
- 大画面で説明できる「プロジェクター」
- 視野角の広い「外部カメラ」
- 安定して撮影できる「三脚」
- 顔色を明るく見せられる「ライト」
- バーチャル背景が使用できる「クロマキー背景」
- 重要ポイントを強調できる「システム連動型ポインター」
- 映像や音声を簡単に切り替えられる「スイッチャー」
- 映像と音声を調整できる「AVミキサー」
お持ちでいない機材がある場合、ぜひこの記事を参考に購入を検討してください。
音声が聞き取りやすい「外部マイク」
ウェビナーの参加者へクリアに声を届けるために外部マイクは使用しましょう。
PCに搭載されているマイクは声だけでなく、雑音も拾ってしまうからです。
音声が聞きづらい配信は、参加者にとって大きなストレスとなるでしょう。
参加者にストレスなく音声を届けるために、ぜひ外部マイクを使用してください。
一方向から音を拾えてステレオ収録ができるマイクを選ぶと、登壇者の声のみをきれいに拾ってくれます。
音質が良くなる「オーディオインターフェース」
オーディオインターフェースとは、マイクで拾った音源データをパソコンに取り込み、高音質で出力する機材です。
音質にこだわった配信をするのであれば、オーディオインターフェースを導入しましょう。
マイクとPCを直接つなぐよりも、オーディオインターフェースを仲介させる方が高音質な音声を参加者に届けられるからです。
外部マイクをウェビナーへ導入する際に、オーディオインターフェースもセットで導入しましょう。
大画面で説明できる「プロジェクター」
ウェビナーにおいてプロジェクターは、口頭の説明を補う役割を果たします。
「視覚からの情報が8割」といった言葉がある通り、実際に人がものを理解するのに視覚からの情報が大いに役立っているからです。
参加者に向けて効果的に情報を伝えたいのであれば、プロジェクターを利用しましょう。
口頭だけでは伝わりにくいことでも、プロジェクターで図や表を使用して説明することで簡単に伝わる場合もあります。
視野角の広い「外部カメラ」
ウェビナーでホワイドボードを使用したり、手元の資料を映したりする場合は外部カメラを使用しましょう。
PCに搭載されている内部カメラは、映る範囲が狭いうえに画質も良くないからです。
社内の打ち合わせであれば、顔を見て話すことが目的であるため、内部カメラの画質によるトラブルは起きないでしょう。
しかし、ウェビナーの場合、登壇者だけではなく、ホワイトボードを鮮明に映さなければならないときがあります。
参加者がストレスなくウェビナーを受講するためにも、高画質で視野角の広い外部カメラを準備しましょう。
安定して撮影できる「三脚」
ウェビナーで外部カメラを使用するのであれば、セットで三脚も使用しましょう。
せっかく外部カメラを導入したとしても、手ブレを起こしている映像では高画質のカメラの意味がないからです。
参加者がストレスなく受講できるようにするために、誰かの手で撮影した映像ではなく、三脚など安定した場所で撮影した映像を届けましょう。
自由に高さを調節できたり、足が自由に曲がったりするなど、さまざまな三脚が販売されています。
ウェビナーを開催する場所に合った使いやすい形状やサイズのものを選んでください。
顔色を明るく見せられる「ライト」
ウェビナーで登壇者を映す際は、ライトを近くに設置しておきましょう。
室内の明かりだけでは、登壇者の顔色が悪くみえてしまう場合があるからです。
実際は顔色が悪くなくても、室内の明かりが原因で悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
また、カメラを通して見せたい資料も暗くて見えづらいこともあるのです。
ウェビナーでライトを使用すれば、顔色を明るく見せられるだけではなく、資料が見やすい映像をお届けできます。
必ずしも大きなライトを買う必要はなく、机の上に置けるサイズでも構いません。
ライトは照らし方で映りが変わるため、リハーサルの際に必ず効果的な照らし方を探しておきましょう。
バーチャル背景が使用できる「クロマキー背景」
登壇者の背景にクロマキー背景を設置するのも、ウェビナーを成功させるのに効果的です。
クロマキーとは、特定の色の成分を使って人の回りを透明にし、別の画像を合成させられる技術のことです。クロマキーに使用する背景として、緑色の「グリーンバック」や、青色の「ブルーバック」がよく用いられます。
登壇者の話の内容が充実していたとしても、背景がごちゃごちゃしていることで参加者の集中力が途切れてしまう場合があるからです。
背景がスッキリしている撮影に適した場所で配信できない場合は、クロマキー背景を利用して別の映像を合成しましょう。
クロマキー背景を利用する際は、衣服が同化しないように背景と似た色の衣服を着用することは控えてください。
重要ポイントを強調できる「システム連動型ポインター」
ウェビナーで配信する際、システム連動型のポインターがあると便利です。
システムと連動するポインターは参加者と共有する画面上で使用できるため、効果的に情報を参加者に伝えられるからです。
一般的によく使われるレーザー式のポインターは、手ブレで見にくいといったデメリットがあります。
それに対し、システム連動型ポインターなら安定して指せるのです。
今どこを説明しているか伝えられるうえに、どこが重要なのか強調できるので、ウェビナーにぜひ導入してください。
映像や音声を簡単に切り替えられる「スイッチャー」
効果的且つスムーズにウェビナーを進行するためには、スイッチャーを導入すると良いでしょう。
スイッチャーとは複数の映像を切り替える機材であり、進行を中断することなくスムーズに画面を切り替えられるからです。
発表をしていると、登壇者を映したい場面や資料を映したい場面があるでしょう。
そのような時にカメラを持って映し直していると、度々進行を止めてしまうことにつながります。
スイッチャーがあれば瞬時に画面を切り替えられるため、導入しておくと良いでしょう。
映像と音声を調整できる「AVミキサー」
AVミキサーがあれば、簡単にクオリティの高い対談形式の配信ができます。
1つの機材で映像と音声の調整ができるため、対談などマイクを複数使用する場合にとても活躍するからです。
スイッチャーでも映像や音声を切り替えられますが、映像と音声は別々のスイッチャーで切り替える必要があります。
映像と音声両方とも簡単に切り替えたいと考える方にAVミキサーはおすすめです。
ウェビナーを開催する際の注意点
これまでウェビナーを成功させるためにおすすめの機材をご紹介しました。
ウェビナーに取り入れたいものはありましたでしょうか。
この章では、ウェビナーを開催する際の注意点を2つ解説します。
ウェビナーを開催する際の注意点は以下の通りです。
- 予備のパソコンを準備しておこう
- 人数によってウェビナーツールを使い分ける
これらの注意点を把握しておくと、ウェビナー開催後にトラブルで後悔することはないでしょう。
ぜひ参考にしてください。
予備のPCを準備しておく
ウェビナーを開催する当日は、ウェビナーで使用する予定のPCに加えて、予備のPCも用意しておきましょう。
どれだけ機材を揃えて準備していたとしても、PCが使えないトラブルが起これば準備の意味がないからです。
どのPCであっても、故障やアップデートでウェビナー当日使えなくなる可能性はあります。
予備のPCにもウェビナーツールをインストールして、いつでも使えるよう準備しておけば安心です。
人数によってウェビナーツールを使い分ける
ウェビナーを開催する場合、専用のウェビナーツールを使用しましょう。
ウェビナーツールには、質問機能など便利な機能が搭載されているからです。
参加人数が少ない場合、Zoomといったウェブ会議ツールでも問題ありません。
一定人数の参加者がいるウェビナーでは、専用のウェビナーツールを使用するなど使い分けるようにしましょう。
ちなみに、当社のウェビナーツール「ネクプロ」では、受付管理システムが導入されているため、受講票を参加者のマイページで発行できます。同時に来場者数が自動で集計されるため、エクセルで管理する手間がかかりません。
また、ウェビナー後に取得したアンケートやコンテンツの閲覧履歴などを分析することも可能です。分析結果を今後の活動に活かせられます。
まとめ:ウェビナーを成功させるために機材を準備しておこう
ウェビナーは、インターネットにつながる環境とPCがあれば開催することは可能です。
しかし、効果的なウェビナーを開催するのであれば、機材などにこだわって準備する必要があります。
この記事では、ウェビナーを成功させるおすすめの機材を10種ご紹介しました。
この記事で紹介した機材は以下の通りです。
- 音声が聞き取りやすい「外部マイク」
- 音質が良くなる「オーディオインターフェース」
- 大画面で説明できる「プロジェクター」
- 視野角の広い「外部カメラ」
- 安定して撮影できる「三脚」
- 顔色を明るく見せられる「ライト」
- バーチャル背景が使用できる「クロマキー背景」
- 重要ポイントを強調できる「システム連動型ポインター」
- 映像や音声を簡単に切り替えられる「スイッチャー」
- 映像と音声を調整できる「AVミキサー」
また、一定人数が参加する予定であれば、Web会議ツールではなく、専用のウェビナーツールを使用しましょう。
この記事で紹介した機材をウェビナーに導入して、ぜひ売上アップにつなげてください。