ウェビナーチャット機能とは?できることや役割・5つの活用具体例を紹介

ネクプロやzoom(ズーム)などに付随するウェビナーチャットを活用することで、ウェビナーの洗練さに違いを生むことできます。ビジネスの上の重要なトピックについて、スピーカー、モデレーター、参加者間で活発な交流を促進することを希望し、オンラインセミナーを開催することもあるでしょう。

予め準備されたプレゼンテーション主導のウェビナーから脱却する場合、問題となるのは、参加者間のみで話合うリスクが生じることです。

対話方式にするか、プレゼン方式にするかのいずれかの設定しかないのでしょうか。

そうとも限りません!

ウェビナーのチャット機能を効果的に活用しましょう。

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ネクプロやzoomウェビナーなどをはじめとするウェビナープラットフォームの多くは、イベント参加者に簡単なメッセージを受信、送信するチャット機能があります。

ウェビナーチャットを利用されるケースの多くは、基本的な技術サポートを参加者に提供する場合や、講演者が顧客や参加者に質問がないか声をかける場合に使用されるケースです。
どちらも重要ではありますが、ウェビナーチャット機能を活かしきれていません。
ウェビナーチャットに企画者、パネリスト、参加者など参加する役割ごとにチャットの参加者を制限するようなドロップダウンメニューの機能があるか確認してください。企画者とパネリストが同じ部屋にいない場合(同室にいないのはよくあることですが)、画面とは別でウェビナーチャット機能をフルに使ってウェビナー細部について管理することができます。

その結果、ライブで台本なしの質疑応答や意見交換を行ったり、順番に全員で話すといった凝ったイベントを行うこともできます。

ウェビナーのチャット機能とは?

ウェビナーでは、主催者や参加者がコミュニケーションを取るために「チャット機能」を活用しているケースが多くあります。
チャット機能は、参加者だけでなく主催者側であるホストや共同ホスト、パネリストが、ウェビナー中にチャットを送受信できる機能です。
チャット機能を活用することで、会話の内容を止めることなく、円滑にコミュニケーションを取ることができます。

ウェビナーのチャット機能でできること・活用事例

ウェビナーのチャット機能では、具体的にどのようなことができるのでしょうか。
ここでは、活用事例と合わせてできることについて解説します。

参加ユーザーへの連絡

ウェビナーは音声や動画でコミュニケーションを取ります。しかし、参加前の出席確認や連絡事項など、テキストでやり取りをしたり連絡を取る必要性も出てくるでしょう。
数字の羅列や団体の名称など、正確な情報が必要な場面では、チャット機能を活用するとスムーズです。
またウェビナー中にダウンロード資料やURLなどを共有するシーンにも活用できます。

参加ユーザーからの質問の応答

ウェビナーでは、基本的に参加者のマイクはミュートに設定されています。そのため、チャットが主なコミュニケーション手段となります。
複数の質問にも対応しやすいため、ウェビナーの進行を止めることなく、スムーズに質疑応答の時間を進行できるでしょう。

アンケートの実施

ウェビナー終了後にアンケートを行う場合、アンケート用のURLに誘導する必要があります。チャット機能を活用することで、アンケートのURLを送ることが可能です。
また回答を促すチャットを送ることで、アンケートの回答率を上げられるでしょう。

ウェビナーチャットで効果的に交流ができる5つ具体例

ウェビナーのチャット機能は、さまざまな交流に役立ちます。ここでは5つの具体例を紹介します。

具体例1:複数の企画者/モデレーター

ウェビナーのホストが複数いる場合、ホストのリーダを選んだり、あるいは、ウェビナーチャットボックスを使って質問を調整することができます。
この場合、残念ながら、ウェビナーの機能的な利点な一つである積極的に音声で参加する機会は減ります。
そこでウェビナーチャット機能を使って、モデレーターは、次のトピックに移る前にみんなが発言する準備ができていることを知らせたり、フォローアップの質問があるかについて確認することができます。

具体例2:複数のパネリスト/スピーカー

プレゼンテーターの1名が話をしている時に、協賛者の1人が重要なポイントを伝える必要があることを思い出す場合があります。
スライドが変更されて参加者の注意がそれる前に短時間中断しようとしたりスライドを戻すように指示したりするのではなく、次に進む前にコメントがあると全員に伝えることができます。

具体例3:扱いにくい質問

参加者から出される質問のほとんどは影響がありません。質問の半数以上はイベント開始後、スライドを受け取れるのかを知りたいだけです。
時折、質問によって苦しい状況になる場合があります。モデレーターはライブで質問を取り上げるのではなく、その質問をスピーカーへ転送し、オンラインで取り上げるか、あるいは事後フォローアップするかを確認することができます。

具体例4:いろいろなことが発生します

在宅勤務率の増加により、バックグラウンドで騒音が発生したり予測できない妨害のリスクが増えています。運送業者が配達にきたり、犬が訳もなく吠えたりした場合、話者はウェビナーチャットボックスを使って「戻りました」と連絡するまで、ミュートにし他の参加者に会話を続けるよう伝えることができます。

具体例5:参加者とつながる

ライブウェビナー開催中、参加者からの意見提供を受取る方法はアンケート機能だけではありません。

モデレーターは参加者に参加場所や業種などの質問を投げかた後、プレゼンに例として挙げて織り交ぜることもできます。このアプローチは、内容が中断されないよう質問する時間を計り、その場で参加者の詳細を組み込む目論見ができる経験豊富なモデレーターが利用するのが最適です。

ウェビナーチャット機能はイベントの参加者との新しいコミュニケーションの形であり、アイデア次第で大きな価値を生みます。

ウェビナーチャットのユニークな活用法をぜひ考えてみてください。

ウェビナーのチャット機能でよくある質問

以下では、ウェビナーのチャット機能についてよくある質問を解説します。

チャットとQ&Aとの違いは?

ウェビナーのチャット機能とQ&A機能に大きな違いはありません。チャットは質疑応答とは関係ないシーンで使われることが多いでしょう。
例えば、「映像が途切れています」「声が聞こえにくいです」などトラブルへのチャットや、問いかけへの答えなどで使用されます。
一方で、Q&A機能は内容に関する質問があるときに利用されます。使い分けができるよう、あらかじめ参加者にQ&Aへ質問を送るよう伝えておくといいでしょう。

チャット機能を非表示にできる?

ウェビナーのチャット機能を使ってほしくない場合は、チャットをオフに設定できます。
ツールによっては参加者同士のチャットは無効、主催者へのチャットは許可など設定できるので、事前に確認しておくのがおすすめです。

ウェビナーのチャットを保存できる?

ツールによって異なるものの、ウェビナーのチャットログを保存するよう設定できます。
重要な内容はもちろん、参加者からの質問や回答を後から見返すことで、今後のウェビナー開催に役立てられるでしょう。

ネクプロのチャットシステム

ネクプロなら、全てのセミナーにチャットのON/OFFが設定でき、ユーザー間は匿名でチャットすることができます。管理者側からは、見て欲しいコメントを固定表示する機能を搭載。また、管理者とユーザーの1 on 1の個別チャットも搭載されています。