ウェビナー (オンラインセミナー)では、参加費をスムーズに決済することが重要です。
しかし、
- ウェビナーにおける参加費は、どのように決済すればよいのか?
- 決済システムは、何を採用すればよいのか?
- どのような決済システムを選ぶのが適切なのか?
といった疑問を持っている人も多いはず。
本記事では、
- ウェビナーにおける参加費の決済方法
- 決済システムを選定するうえでの注意点
について、詳しく解説します。
本記事を読めば、適切な決済システムが導入できるようになるはずです。
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目次
ウェビナーにおける参加費決済の導入方法
さっそく、ウェビナー開催において参加費が決済できるシステムの導入について解説します。
結論から言えば、
- ウェビナーツールに含まれている決済機能
- 個別の決済システムを導入する
という方法が考えられるでしょう。
下記ではそれぞれについて解説しているので、参考にしてください。
ウェビナーツールの決済機能や決済代行を使う
まず、ウェビナーツールに組み込まれている決済機能・決済代行を利用する方法が考えられます。
ウェビナーツールで決済が実施できるなら、これ以上決済方法について悩む必要はありません。
ウェビナーの参加費を決済するうえで、もっともシンプルな解決法だと言えるでしょう。
別枠で決済だけのシステムを必要としないことは、意外にも重要です。
なぜなら、支払い状況の管理が容易になるから。
逐次、ウェビナーツールと決済システムを行き来する必要がなくなるため、担当者の負担もわずかながら軽減されるでしょう。
出来る限り、決済システムも兼ねているウェビナーツールを選択したいところです。
とはいえ、決済機能が盛り込まれているウェビナーツールは、かなり数が限られています。
なかには「ネクプロ」のように、決済代行サービスを別途で提供しているウェビナーツールの会社もあるため、気になる方はチェックしておきましょう。
ウェビナーツールとは別に決済システムを導入する
もうひとつは、ウェビナーツールとは別に決済システムを導入する方法です。
ウェビナーツールに決済機能が含まれていない場合は、やむをえずこの方法を利用するしかありません。
第一に、クレジットカード決済の導入は多くの場合で考えられるでしょう。
利用者もたいへん多く、導入自体もさほど難しくありません。
ただしクレジットカード決済の場合、決済について(条件次第では)多額の手数料がかかるのが、強烈なデメリットとなります。
出来ることなら、QRコード決済を導入するのがよいでしょう。
QRコード決済と言えば、具体的にはPayPayなどが挙げられます。
またPayPayは、条件次第では2021年9月30日まで決済手数料が無料となっております。
検討する場合は、PayPayに確認することをおすすめします。
ウェビナーにおける決済システムの選び方と注意点
ウェビナーにおける決済システムを選ぶのであれば、やはりコストが重要となるでしょう。
先ほども触れましたが、クレジットカード決済を利用する場合は、注意しなければいけません。
ウェビナー参加費をクレジットカードで決済する場合は、決済手数料が必要です。
ウェビナー開催者がクレジットカード決済を導入する場合、クレジットカード会社と契約を締結することとなります。
締結によって、クレジットカードでの決済が利用できるようになるわけです。
一方で決済されるたび、参加費の数パーセントを決済手数料として支払わなければいけません。
つまり、ウェビナー開催における利益が目減りするわけです。
ウェビナーが単なる集客経路であって、キャッシュポイントがその先にあれば、決済手数料はさほど大きな問題にはならないかもしれません。
ただし「ウェビナー自体が製品」であれば、決済手数料が利益性を著しく落とします。
ウェビナーの位置付けや収支バランスを考えたうえで、クレジットカード決済を採用するか、検討しておかなければなりません。
クレジットカード決済による手数料の料率は、業種ごとで異なります。
ただ、ウェビナーであればおおむね3.0%前後となるでしょう。
つまり参加費が5,000円であれば、150円が決済手数料となるわけです。
また、「クレジットカードでいくら決済されたか」によっても、料率は変動します。
決済総額が高ければ料率は安く契約でき、そうでなければ高くなるわけです。
クレジットカード決済を利用する場合は、料率についても確認しておきましょう。
もちろん、その他決済システムを利用する場合も、決済手数料が求められる場合もあります。
このあたりは決済システムごとの手数料を比較しつつ、機能性も加味して総合的に判断することが重要です。
ウェビナーで使える決済システムを4つご紹介
ウェビナーツールに決済機能が組み込まれていない場合は、独立した決済システムを導入しなければいけません。
しかし、ウェビナーにおける決済に対して適性を持つ決済システムは、かなり限定されています。
なかなか見つけられないというのが現状でしょう。
下記では、ウェビナーの参加費を決済するうえで利用できる決済システムを4つ紹介します。
決済方法に課題がある場合は、ぜひ参考にしてください。
イベントペイ
イベントペイは、たいへんおすすめできる決済システムです。
運営しているのは、株式会社メタップスペイメント。
同社は、決済システム業界では非常に信頼されている企業です。
イベントペイの強みは、決済に関する管理システムが充実していること。
具体的には、
- 申込者管理
- メール一斉送信
- カレンダー機能
- 前売り券販売
など、さまざなま機能が用意されています。
また対応できる決済方法も幅広く、
- 各種クレジットカード
- コンビニ支払い
- Pay-easy
などを、参加者に対して提供できる仕組みです。
また、イベントペイは数名規模から数千名規模と、あらゆるボリュームのウェビナーに対応できます。
ウェビナーツールに決済機能が用意されていない場合は、第一候補として考えられるでしょう。
STORES
また、STORESもおすすめできる決済システムです。
特に、ウェビナーツールで利用している決済システムでは不十分だと感じている場合にはおすすめ。
STORESは、大規模な管理業務に対して高い適性を示すものです。
ウェビナービジネスが拡大され、複雑な状況下になってきたら、利用するとよいでしょう。
具体的には、
- 同時に複数のウェビナーを運営している
- 講師が複数名いる
といった場合には、STORESはかなり役立つはずです。
複雑な状況が続く場合は、STORESを利用しましょう。
PayPal
もちろん、PayPalを利用することが可能です。
PayPalは、世界で2億人以上から利用されている、一大決済代行システム。
多くの企業が、ウェビナーにおける決済手段として採用しています。
PayPalは、クレジットカードと紐付けることで利用できる仕組みです。
もちろん、銀行口座ともつなげることが可能です。
PayPalで利用できる国際ブランドは、
- JCB
- MasterCard
- Visa
- American Express
- Discover
の5種類となっています。
銀行口座については、よほどマイナーなものでない限り対応していると考えて問題ありません。
おそらくほとんどの参加者が、PayPalへ結び付けられるクレジットカードか銀行口座を有しているでしょう。
バンドルカードは、PayPalに紐付けられる
ウェビナーの参加費を決済するなら、バンドルカードもおすすめです。
バンドルカードとは、Visaが発行しているカードの一種。
またバンドルカードは、最終的にはPayPalへと紐づけられます。
バンドルカードの仕組みを簡単に言えば「お金をチャージして、残高で決済できる」といったものです。
SUICAのチャージ機能をイメージすれば、わかりやすいかもしれません。
バンドルカードは、クレジットカードと違って、
- 審査
- 年齢制限
などの制限がありません。
よって、参加者が所有しやすいカードだと言えるわけです。
PayPalでの決済を導入するなら、「バンドルカードが利用できること」を周知しておくようにしましょう。
これにより、クレジットカードは持っていなく、バンドルカードだけ持っている参加者をとりこぼすことが防止できます。
また、バンドルカードを発行してもらうことで、本来は獲得できていなかったウェビナー参加者も獲得できる可能性も出てくるはずです。
まとめ:いかにしてウェビナーの参加費を合理的に決済するか?
ウェビナーを開催するとなると、やはり、
- コンテンツの内容
- 画質
- 音質
- 講師の能力・知名度
といったところに目が行きがちです。
しかし、ウェビナーでは、かならず参加費を決済するフローが必要であり、可能な限り合理的に進めなければいけません。
無駄の多いフローだと、ウェビナーの開催、運営にかかるリソースが多くなってしまうでしょう。
ウェビナーの参加費を決済するのであれば、ウェビナーツールに盛り込まれている決済機能を利用するのがベストです。
しかし、決済機能を有するウェビナーツールは、ほとんど存在しません。
ウェビナーツールに決済機能がない場合は、独立した決済システムやPayPal決済などを利用しましょう。
ネクプロは、決済代行のサービスにも対応しているのが魅力です。
ネクプロであれば、ウェビナー参加費の決済にかかるフローは、かなり円滑化されます。
また、ウェビナーツールとしても非常に多機能で、ネクプロだけでほとんどの業務を遂行可能です。
ウェビナーツール、および決済サービスを探している人は、ぜひ一度ネクプロをご検討ください。
これからウェビナー配信を活用していきたい方は、ぜひコンテンツの作り方の参考にしてください。