株式会社マイナビ 様
本社:東京都千代田区|代表取締役:土屋芳明|設立年:1973年|従業員数:7,550名(2023年4月)
出版・人材ビジネスを中心に様々なサービスを提供するマイナビでは、テクノロジーを活用したい人に向けたビジネス情報サイト「TECH+」を運営し、会員に向けたセミナー・イベント事業を年間100回以上の頻度で開催している。
- 柔軟なシステムによるPDCAで顧客体験向上を実現
展示ブースへの回遊が3倍増 - 詳細な視聴履歴とアンケート回答率の向上
リードの質を高める - ネクプロが事務局作業を代行
運営負荷を1人月分低減
株式会社マイナビ様
「TECH+」の大規模イベント
ネクプロで来訪者のユーザー体験を向上
BtoBのテクノロジーメディア「TECH+」のフラッグシップイベントのプラットフォームとしてネクプロを採用。リアルイベントと同等の体験を提供するため、疑似ライブによるセミナーや展示ブース、資料提供をおこなっていたが、その制作や運営には膨大な作業が発生。柔軟なイベントサイトの管理機能に加え、事務局や制作支援のサービスを活用。運営を効率化するとともに、来訪者のユーザー体験を高め、スポンサーの負担も軽減。さらに詳細な視聴データが取得でき、来訪者数の増加とリードの質の向上につながった。
オンラインイベント開催当初の課題
カスタマイズ性に難
集客・回遊率が停滞
配信画面のカスタマイズ性が乏しく、集客増進や展示ブースの回遊、アンケートの回答率向上のための改善が困難。
取得ログが不十分
リードの確度が不明
イベント来訪者の詳細な視聴ログが取れず、参加者の関心度が不明確。アンケート回答率も低く、スポンサーへの価値提案が弱い。
主催者、協賛企業
運営の負荷が高い
主催運営側では、事務局対応で膨大な作業が発生していた。スポンサーに対しても制作・進行面での負担をかけていた。
ネクプロの導入で実感している価値
登録視聴者は倍増、ブース訪問数は3倍に
イベントサイトではテンプレートによるカスタマイズだけではなく、出展企業や登壇企業の提供する素材でリッチなサイトに加工できる。集客状況などによって掲出方法の改善を細かく行い、登録者や当日の視聴者の増加にもつなげることができた。
スポンサーに提供するリードの質が向上
スポンサーへのリード提供では、イベント全体の参加履歴だけではなく、セッション毎の細かな視聴時間やアンケート回答などの関心度も取得が可能。視聴終了時に自動的に表示される参加者アンケートは、回答率を高める。さらに、外部サイトへの遷移ログも収集可能で、より精緻で質の高いリードが提供できる。
運営事務作業を代行、1人月分の工数を削減
ネクプロのプラットフォーム利用と併せて運営支援サービスを活用。事務局側は、スポンサー対応やブースデザイン、制作代行により1人月分の工数削減。スポンサー側もブース登録業務などをネクプロが代行し、負担軽減。
なぜ「ネクプロ」に?
選定ポイント
ネクプロに決めた理由
イベントサイトの柔軟な改善が可能か
顧客体験向上のためのデザインのカスタマイズができる
スポンサー提供リードの質を高められるか
セッション・ブース単位の詳細閲覧データ、アンケート回答結果を提供
事務局運営の作業負荷を減らせるか
運営支援サービスや制作管理、改善提案にも対応してくれる
お客様インタビュー
集合型オンラインイベントの
リッチな体験をめざす
星原 康一 様
株式会社マイナビ
コンテンツメディア事業本部
営業・制作第一統括本部部
TECH+推進統括部 統括部長
テクノロジーを中心とした BtoBビジネスメディアを運営する中で、会員増加のためのイベント事業は大きな柱です。 2019年からセミナーのみのオンラインイベントは実施していましたが、それに加えてコロナ禍後には、展示ブース一体型の本格的な集合型オンラインイベントを開始しました。情報収集と試用検討の末、2019年から導入実績のあるネクプロの採用が決まりました。以降、集合型含めて大部分のオンラインイベントをネクプロで実施しています。
参加者・スポンサーへの価値を高める
導入初期では展示ブースの回遊率やセミナーごとの参加のばらつきなど、いくつかの課題が残りましたが、その後ネクプロからの改善提案や運営の支援により、視聴数やブースの回遊率は向上しました。
例えば、配信画面においてプログラムの掲載順を配信日ごとに変更することや、アンケートの表示を最適化することで回収率も高めるといった細かなアドバイスが有り難かったです。また、掲載コンテンツの制作や連絡事項のやりとり業務の支援も非常に助かりました。
マイナビではセキュリティ基準の元、イベント参加者の個人情報は社内で厳密に管理しています。そのデータとネクプロ上で収集した視聴ログやアンケートの詳細データを匿名のIDで連携することで、安全で精度の高いリードが提供できるようになりました。ネクプロを活用した 2回目の大規模イベントでは、初回に比べて参加者数は2倍、ブース来訪者数が3倍という成果です。今後も参加者にビジネスのヒントを感じてもらい、「ちょっとした行動変化」につながるようなイベントを目指していきたいと考えます。
株式会社マイナビ様のネクプロ活用法
TECH+BusinessConference2023をネクプロで実施
講演配信と展示ブースでリッチなイベント体験を提供
リアル開催される大規模イベントと同様に、講演のライブ配信に加え、展示エリアとしてスポンサーブース出展をオンラインで再現している。講演のタイムテーブル、視聴画面に展示ブースへの導線を設置したことでブースの回遊が従来比で3倍に増加した。
個別のスポンサーブースでは、オンデマンド動画の視聴、ソリューション資料のダウンロード、アンケートの表示、チャット、個別商談などに対応。スポンサーは、来訪者の滞在時間、視聴履歴、ダウンロード資料、アンケートなどの詳細なデータを入手できる。来訪者の行動履歴やアンケートから興味関心や導入検討の確度を推測できる。ネクプロが主催者、出展社の代わりに展示ブース設営や運営を代行した。