オンライン展示会のプラットフォームのおすすめ5選|選び方と開催の注意点を解説

オンライン展示会は、コロナ禍でイベント中止を余儀なくされた企業の間でニーズが高まり、さまざまな業界が参入し始めています。

しかし、オンライン展示会の知識やノウハウが少ない、はじめて展示会を開催するという場合は、プラットフォーム選びに悩むのではないでしょうか。

当記事では、オンライン展示会のおすすめプラットフォーム5選を紹介します。オンライン展示会の開催までの流れや注意点などについても解説するため、ぜひ参考にしてください。

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オンライン展示会とは?

オンライン展示会とは、インターネットを活用してオンライン上で行われる展示会のことです。Web展示会やバーチャル展示会と呼ばれることもあります。

オフラインで開催される展示会とは異なり、場所や時間の制限がなく、開催費用を抑えつつ日本全国・海外など集客の幅を広げられることがメリットです。

オンライン上での動画コンテンツ・セミナー配信や実際のサービス体験、その場での申し込みなどインターネットの強みをしっかり活かすことができます。

オンライン展示会におすすめのプラットフォーム5選!

オンライン展示会は、新しくサイト構築をして自社で主催する方法もありますが、莫大な費用と労力がかかることは避けられません。

そこで活用をおすすめしたいのが、オンライン展示会のプラットフォームを用いる方法です。

ここではオンライン展示会を開催・出展を検討している方におすすめのプラットフォームを5つ紹介します。

ネクプロ

ネクプロは、オンラインセミナーの開催を得意とするウェビナーマーケティングプラットフォームです。

ライブ配信やオンデマンド配信から顧客管理・集客・アンケート・分析改善をネクプロ1つで実現でき、効率的にリードを獲得できます。 開催前から開催後までさまざまな機能でサポートするため、セミナー・イベントの効果を向上できるプラットフォームと言えるでしょう。

ウェビナーや動画配信を用いたマーケティングを検討している企業におすすめです。

DMMオンライン展示会

DMMオンライン展示会は、DMM主催のオンライン展示会プラットフォームです。 基本的には出展料が「無料」なため、これまで展示会に出展したことがない場合でも、気軽に挑戦できるメリットがあります。
またブースの作成に必要な操作も簡単で、最短1時間で完成できるなど、準備の手間や負担を大幅に削減できます。
サポートも充実しているため、「コストを抑えたい」「オンライン展示会の導入を検討している」という企業におすすめです。

EventHub

EventHubは、あらゆるイベント開催を一元管理できるプラットフォームです。
展示会をはじめとするオンラインイベントに必要な機能を兼ね備えていることはもちろん、ハイブリッド開催やオフラインイベントのサポートも充実。EventHubひとつでどのような形式のイベントでも完結できるため、オンライン展示会のほか、ウェビナーやオフラインイベントを開催したい企業に向いています。

zone. BASIC

ZONEはリアルに近い「体験」と「商談」を生み出すオンラインイベントプラットフォームです。3DVR空間を採用しており、リアルイベントの立ち話のような突発的な機会をオンライン上でも実現できます。
またリアルと連動したハイブリッド展示会にも対応するほか、ウェビナーや小規模な商談会としても活用することが可能です。 「より多くの見込み顧客を商談化させたい」「満足できるイベントを開催したい」と考えている企業にぴったりのプラットフォームと言えます。

オンライン展示会の種類は「単独型」と「合同型」の2つ

オンライン展示会は、自社主催の「単独型」と他社の展示会に出展する「合同型」の2つがあります。
それぞれ特徴やメリットが異なるため、まずはどのようなものなのかを把握しておきましょう。

ここでは、単独型・合同型の特徴をそれぞれ解説します。

単独型の特徴

単独型では、自社で制作したサイト上で展示会を主催します。
競合他社がいないため、商品やサービスのコンテンツが埋もれず、独自のカラーを打ち出しながらアピールできることが魅力です。 開催期間やデザインなどの成約もなく、すべて自由に決められるというメリットはあるものの、サイト構築には大きな費用と労力がかかります。
また集客から開催まですべてを自社で行う必要があり、ノウハウやマーケティング知識を豊富に持っていなければ失敗に終わる可能性も考えられます。
「はじめてオンライン展示会を開催する」「ノウハウがない」という企業にとっては、プラットフォームの活用や合同型の展示会への出展をする方法が得策でしょう。

合同型の特徴

合同型は、主催者が開催する展示会に出展するスタイルで、複数の企業が同じプラットフォームに出展します。 主催者がプラットフォームを用意してくれるため、単独型に比べてコストがかからず、集客しやすい点がメリットです。
知識やノウハウがない、コストを抑えたい人にとっては参入しやすい方法と言えるでしょう。ただし、サイトのビジュアルテーマが決められていたり、商品が埋もれたりと、他社との差別化を図るのが難しいこともあります。 自由度は下がりますが、まずはオンライン展示会がどういうものなのかを知るためにおすすめです。また、長期にわたって開催するとそれなりのコストがかかるため、継続的ではなく単発のリード獲得施策と考えておくといいでしょう。

オンライン展示会のやり方!4つのステップで解説

オンライン展示会を始めるためには、開催までに多くの準備が必要になります。

まずはオンライン展示会の手順について知り、スムーズに開催・出展できるよう準備を整えておきましょう。

1.どんな展示会を開くか検討する

まずは、どのような展示会を行うか、展示会のテーマや大まかな内容について考えます。全体としてのテーマや企画、どのような機能を実装するのかなど1つひとつクリアにしていきましょう。
目的や達成したい目標に沿ってプラットフォーム選びをすることも大切です。自社の商品やサービスに合った効果が望める手段を選びましょう。 またリードに対しての商談やアプローチはどのように行うのか、案件化まで誰が担当するのかなど、目標やルールを細かく設定しておくとスムーズです。

2.オンライン展示会の開催を告知する

オンライン展示会は、事前の告知による集客が重要になります。
DMやメールマガジン、LP、SNSアカウントなどで開催を周知し、参加者を集めましょう。 事前登録制の展示会にする場合は、あらかじめ登録フォームを作成しておく必要があります。

3.オンライン展示会の準備をする

展示会の準備では、オペレーションや担当についてしっかり決めておきましょう。
参加者がサイトやブースに訪れたときに不具合が起きてないか、あらかじめ事前テストを実施しておきましょう。 動画の再生は問題なくできるか、チャットやツールは動くかなど、当日にトラブルが起きないようテストしておくことが大切です。

4.オンライン展示会を開催する

当日は、スムーズな進行を心がけ、トラブル時のサポートを柔軟に対応することを心がけてください。
また、商談やアプローチを心置きなく行うために、トラブルやエラーに備えてサポート要員を配置しておくと安心して進められるでしょう。

また、展示会終了後は獲得したリードに向けて、できる限り早くアフターフォローを行います。お礼のメールや商品案内などで、将来的に成果につながることもあるためです。

オンライン展示会を開催する際の注意点とは?

オンライン展示会は効果的なWebマーケティング施策の1つですが、しっかり準備や分析をしないと失敗に終わるリスクも考えられます。

オンライン展示会を開催する際には、いくつかの点について注意しましょう。

費用対効果があっているか事前に確認する

オンライン展示会は、単独型・合同型ともにそれなりのコストがかかる施策です。

単独型の場合、コンテンツ制作費用に加えてサイト構築のための費用がかかります。また、充実した機能を備えるためには、さらに負担が増えるでしょう。 合同型の場合でも、出展のための費用はそれなりにかかるうえに、長期にわたって続けるとなるとトータルのコストが大きくなります。

「せっかくオンライン展示会を開催したのに効果が出なかった」ということは避けたいもの。適切なツールやプラットフォーム、手段を選定し、費用対効果が合っているかをあらかじめ確認しておくことがおすすめです。

目的に沿った展示会に出展できているか注意する

オンライン展示会に出展する前に、自社サービスのターゲットや目的をしっかり定めておきましょう。
特に合同展示会の場合、企画のテーマやコンセプトが自社サービスのニーズにマッチするかどうかを確認しなければなりません。 まずはどのような目的があるのか、どのようなターゲットに向けて出展したいのかを分析した上で、出展する展示会を選びましょう。

しつこい勧誘をしない

オンライン展示会に参加したリードに対して、しつこく勧誘することは避けましょう。 度が過ぎる勧誘をしても質の高いリードになるとは限らず、せっかく獲得したリードが離れてしまう可能性もあります。 相談や質問には的確に応対しつつ、商談の機会があった場合は無理に勧誘することなく対応することを心がけましょう。

まとめ

オンライン展示会のプラットフォーム選びでは、ウェビナーやハイブリッド展示会など、検討しているイベントに合わせて選ぶことをおすすめします。

費用対効果や目的、ターゲットをしっかり分析しつつ、効果的なWebマーケティング施策として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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