ウェビナーの価値は、
- 集客(地理的、時間的制約からの解放)
- 自動化(実施に人は不要で効率的)
- 安定性(同じ効果を繰り返し創出)
にあります。
このウェビナーの効果を最大化するためには、マーケティング活動の至るところにウェビナーを組み込む「ウェビナーマーケティング」を実施することにあり、そのための第一歩がカスタマージャーニーの再設計をすることとお伝えしてきました。
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目次
ウェビナー作成手順・作成パターン
カスタマージャーニーの再設計が済んだ後は、ウェビナーの作成です。
ウェビナーをゼロから作ることは、時間も労力もかかりますので、既にあるコンテンツを活用してコピペで作ることをお勧めします。
何もないところから創造することは、とても難易度が高く、作られたものは説得力に欠けたものになるかもしれません。
既に一定の成果が出ているものを組み合わせたり、信頼性を高めるために強調したり、分解したり、並び替えたりして、ウェビナーにする方が、時間もかけずに作成することができます。ウェビナー化する手順・パターンは、様々な方法がありますが、ここでいくつかご紹介します。
営業資料から作成
営業資料からウェビナーを作ることがもっとも一般的です。
会社紹介、サービスの啓蒙活動、成功事例、製品紹介、課題解決、市場動向など、分解すれば、複数のウェビナーを作ることができます。
Webサイトから作成
営業資料には載せてないが、Webサイト上では掲載しているような情報もあります。
Webサイトの各ページがどのような意図で作られていて、どのようなメッセージを発信しているかをひも解くことで、ウェビナーを作ることができます。
メルマガ、ブログ、ホワイトペーパーから作成
共通テーマで書いたメルマガや、似たようなメルマガを集約すれば、一つのコンテンツになります。
集約されたメルマガは、ブログやホワイトペーパーとして形を変えることもできますし、ウェビナーとして作り替えることもできます。
メルマガの文字数の目安は800~1,000文字と言われています。
ブログでは、3,000文字~5,000文字なので、メルマガ3本~5本でブログが1ページ作成できます。ブログを3ページから5ページ作れば、そこからホワイトペーパーやウェビナーにすることができます。
社内ミーティング、お客様との打ち合わせ
ミーティングや打ち合わせは、ウェビナー化できるテーマが得られる可能性が高いです。
テレビ会議で実施しているなら、打ち合わせを録画して見直し、重要なポイントを文字に起こしてみることをお勧めします。それらを並べ変えたり、他の情報と結びつけることで、ウェビナーを作ることができます。
インタビュー
商品やサービスのプロダクト責任者、創業者、お客様とのインタビューを、そのままウェビナーとして作成します。
既存のセミナー
既存のセミナーをウェビナーのターゲットに合わせて作り直します。
コンテンツを強化する
ウェビナーの内容をどう魅力的にするかも重要ですが、まずはカスタマージャーニーに合わせて、ウェビナーを準備することが大事です。
ウェビナーが準備できれば、視聴ログに基づいてコンテンツの改善を進めることもできますし、顧客の興味・関心が見えてくれば、顧客に合わせた新しいウェビナーを作ることにもつながります。
ウェビナーからは、視聴ログやアンケートという形で、顧客の生の声を深く知ることができます。
まずは市場でウェビナーを展開し、そこからフィードバックを得て、顧客に合わせた最適な情報提供を進めていくことが、ウェビナーの価値を高めるためのアプローチといえます。
P.S.
コピペするもとのコンテンツがない場合はテーマを決めて、800~1,000文字ぐらいのメルマガ規模のコンテンツを作ってみてはいかがでしょうか?はじめから、全てを作ろうとすると、何からはじめれば良いか分からなくなり、作成することが難しくなります。
小さい単位で作り、作ったものを組み合わせたり、並び替えたり、強調するために材料を補強したりすることで、ウェビナーにまとめる方が、はるかに簡単です。
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