オンラインセミナーのニーズは、年々高まりつつあります。これまでオフラインでは、会場を押さえて講師を呼び、多くの手間をかけて行ってきましたが、だれもが手軽にオンラインで開催できるようになりました。実際にオンラインでセミナーを行うことによるメリットは大きいです。
「自社でもオンラインでセミナーを開催しよう!」と思っても、以下のように悩んでいませんか?
- オンラインセミナーを行うツールはどれがいいの?
- なにを基準に選んだらいいのかわからない!
- そもそもオンラインセミナーの具体的なメリットは?
本記事ではオンラインセミナーにおけるオススメのアプリ・ツールをご紹介し、選び方も明記しています。オンラインセミナーについて、詳しく知らない人でも理解できるように簡潔に記載しているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
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目次
オンラインセミナーとは?
オンラインセミナーとは、その名の通りネット上で行うセミナーのこと。従来のオフラインで行うセミナーと比較すると、以下のような特徴が挙げられます。
- 集客しやすい
- 場所を選ばない
- デバイス1つで開催できる
オフラインのセミナーでは、当日に会場へ足を運ぶ必要がありました。しかしオンラインによるセミナーなので、足を運ぶ必要性がなく、参加者も気軽に参加できます。つまり集客が比較的、容易になります。
インターネットに繋がるデバイス1つで完結するので、場所も選びません。全国・海外どこでも開催可能で、多くのターゲットにアプローチできます。
オンラインセミナーアプリ・ツールの7選を比較
オンラインセミナーアプリ・ツールの7選を比較します。比較対象は以下の通りです。
- ネクプロ
- Zoom
- V-CUBE
- コクリポ
- Adobe Connect
- FreshVoice
- Cisco Webex Events
上記のアプリ・ツールの特徴、料金、無料版の有無を比較していきます。気になるオンラインセミナーツールがあれば、公式サイトより問い合わせてみましょう。
アプリ・ツール | アプリの有無 | 料金 | 無料版の有無 |
---|---|---|---|
ネクプロ | ×(web上で完結) | 問い合わせ | デモあり |
Zoom | ○ | 6,158円〜(初期費用込み) | デモあり |
V-CUBE | ○ | 106,000円〜(初期費用込み) | トライアルあり |
コクリポ | ○ | 33,000円〜 | 無料プラン&初月無料 |
Adobe Connect | ○ | 130ドル〜 | あり(会議向け) |
FreshVoice | ○(iOSのみ) | 15,000円〜(初期費用100,000円) | トライアルあり |
Cisco Webex Events | ○ | 1490円〜 | あり |
ネクプロ
【特徴】
- 集客率平均90%アップの実績!
- Web上で顧客との接点を継続的に多く持てる仕組み
- 全てワンストップで完結できる業界初のツール
【料金】問い合わせ
【無料版】デモあり
Zoom
【特徴】
- 最大10,000人までの大規模なセミナーにも対応
- 利用経験を持つ人が多いので、参加しやすい
- YouTube LIVE、Facebook LIVEとの連携が可能
【料金】6,185円〜(初期費用込み)
【無料版】デモあり
V-CUBE
【特徴】
- 高い機能性で、配信側もユーザーも使いやすい
- 効果的な演出で、イメージにそったウェビナー配信が可能
- 配信年間5,000件!安心のトータルサポート
【料金】106,000円〜(初期費用込み)
【無料版】無料トライアルあり
コクリポ
【特徴】
- とにかく簡単にウェビナーを行えることに特化したツール
- URLをクリックするだけで参加可能な簡単設計、参加者の顔出しなしの安心設計
- 自動アンケート表示機能により、非常に高い回収率を実現!
【料金】33,000円〜
【無料版】無料プランあり&初月無料
Adobe Connect
【特徴】
- 徹底されたキャンペーン管理
- オーディエンスを継続的に魅了
- 完全なeラーニングソリューション
【料金】130ドル〜
【無料版】あり(会議向け)
FreshVoice
【特徴】
- 広域からのリード獲得が可能
- セミナー終了後の質疑応答ができる
- 双方向にこだわったオンラインセミナーツール
【料金】15,000円〜(初期費用100,000円)
【無料版】無料トライアルあり
Cisco Webex Events
【特徴】
- スライドだけではない高品質なプレゼンテーションが可能
- メールやサイトを自由にカスタマイズできる
- Cisco Webex Webcastingにより、参加者を簡単に4万人以上まで拡大
【料金】1,490円〜
【無料版】あり
オンラインセミナーアプリ・ツールの選び方
オンラインセミナーアプリ・ツールの選び方において重要なのは、自社が開催したいセミナーを開催できるかどうかです。つまり、自社がオンラインセミナーを開催する目的を明確にすることが先決。目的を明確化した上で、意識して確認したポイントは以下の5点です。
- 参加のしやすさ
- 搭載機能
- 導入費用
- 参加可能人数
- サポート体制の充実度
参加のしやすさ
参加のしやすさとは、オンラインセミナー参加に対する難易度のこと。手間が少ない方が参加者は集まりやすいです。例えば、アカウント登録やアプリのインストールの必要性などがあれば、ターゲットは参加しにくくなります。
セミナー開催当日、リンクをクリックするだけで参加できるアプリ・ツールを選ぶのがオススメです。
搭載機能
オンラインセミナーでは、基本的に以下の機能が搭載されています。
- ライブ配信
- 録画機能
- 参加登録アンケート機能
- 企業ロゴなどのカスタマイズ機能
- アクセス制御(パスワード設定などのセキュリティ対策)
- 決済機能
上記に加えて、自社に適した機能を持つアプリ・ツールを選択しましょう。例えば「とにかく画質重視で綺麗なオンラインセミナーを開催したい!」「集客にフォーカスして分析や改善に特化したツールがいい!」など、企業によって必要な機能やツールの強みが異なります。
導入費用
導入費用は必要です。自社が投資できる範囲のものを選ぶのがベター。無料で利用できるツールも存在します。しかし無料で利用できるツールは、企業における集客や売上拡大、ブランディングを行うことを考えれば心許ないでしょう。
無料版はあくまで「オンラインセミナーや製品を実際に体験する」という目的で利用するのが良いです。費用がかかったとしても、実際に有益なオンラインセミナーを行い、集客や売上などに結びつければ十分コスパの良い投資になり得ます。
参加可能人数
オンラインセミナーにおいて、アプリ・ツールごとに参加可能人数が異なります。導入費用においても、参加可能人数ごとに料金が変わるツールがほとんどです。
例えば、Zoomウェビナーでは、最大100人までのプランの場合5,400円/月です。これに対して参加可能人数がもっとも多いプランでは、最大10,000人までに対応し、料金は872,300円/月となっています。
導入費用に限らず、自社がオンラインセミナーを開催するにあたって必要な人数を想定しておきましょう。
サポート体制の充実度
オンラインセミナーのアプリ・ツールを選ぶ際に注意したいのが、サポート体制の充実度です。オンラインセミナーでは、以下のようなトラブルが起きやすいです。
- 音声が聞こえない
- 映像が映らない
- チャットの使い方が分からない
セミナー中にトラブルが起きてしまうと、参加者は少なからず離脱してしまいます。仮に離脱されなくても、印象が悪くなるのは明白です。万が一のトラブルに備えて、サポート体制が充実しているツールを選びましょう。
オンラインセミナー活用における3つのメリット
オンラインセミナー活用における3つのメリットは、以下の通りです。
- コスト削減につながる
- 集客しやすい
- 見込み客に効果的なアプローチができる
コスト削減に繋がる
メリットの1つ目は、コスト削減に繋がることです。オフラインでセミナーを開催する場合、以下のような費用が発生します。
- 会場費
- 交通費
- 設備・機材費
- 宿泊費(遠方の場合)
しかしオンラインセミナーの場合、上記の費用は全て不要です。インターネットにアクセスできる環境とデバイスさえあれば開催可能なので、会場費も交通費も発生しません。設備・機材費に関しては、品質を考慮してマイクやカメラなどの機材が必要になる場合もあります。
集客しやすい
場所による制限がないため、集客しやすいです。参加者もわざわざ会場まで足を運ぶ必要がありません。つまり場所による物理的な要因以外に、気軽に参加できるという精神的な観点からも集客しやすいと言えます。
地方や都心部は関係ありません。全国だけでなく海外までも対応可能で、どこからでも発信・参加できます。
見込み客に効果的なアプローチができる
見込み客に効果的なアプローチができるというのも大きなメリットです。オンラインによる集客で、多くの人にアプローチできます。その中で特定のターゲット層に向けた参加者を集うことで、彼らに刺さる効果的なアプローチが可能になります。
オフラインでは届かなかったターゲット層にアプローチができれば、今まで以上に大きな売上を見込んだり、新規顧客開拓につなげたりできるなど、メリットは大きくなります。
オンラインセミナーのアプリ・ツールは自社のニーズに合わせて選ぶのがベスト!
オンラインセミナーのアプリ・ツールは、自社のニーズに合わせて選ぶのがベストです。「想定していた機能が搭載されていなかった。思っていたより集客できなかった」などのような結果にならないためにも、自社に適したアプリ・ツールを導入しましょう。
自社に適したアプリ・ツールを導入するためには、事前に行いたいオンラインセミナーではどのような機能が必要なのか、どれくらいの参加可能人数が必要かなど、具体的に想定しておく必要があります。
- 参加のしやすさ
- 搭載機能
- 導入費用
- 参加可能人数
- サポート体制の充実度
上記の項目を想定した上で、本記事でご紹介したアプリ・ツールを検討してみてください。問い合わせ自体は無料でできるので、気になるアプリ・ツールがあれば、まずは問い合わせてみることをオススメします。
- ネクプロ
- Zoom
- V-CUBE
- コクリポ
- Adobe Connect
- FreshVoice
- Cisco Webex Events
これからウェビナー配信を活用していきたい方は、ぜひコンテンツの作り方の参考にしてください。