ウェビナーは今では当たり前に使われるようになってきました。
在宅ワークが普及しつつあり、実際ニーズもさらに増加しています。
しかし、いざウェビナーを使いたいと思ってもどれが一番いいのか。
数多くあるウェビナーツールのなかで、どうやって選べばいいのかわかりませんよね。
- 自社の営業活動の一環としてオンラインセミナーを実施したい。
- オンラインセミナーを開催しているが、成果が上がらない。
- 自社に合ったウェビナーツールの選び方がわからない。
上記のような声が多く見受けられます。
そこで本記事では、ウェビナーツールを選ぶ3つのコツや導入するメリットをわかりやすく解説します。
5分程度で読める本記事を読むことで、主催者として使うべきウェビナーツールを知ることができ、社内の営業活動も効率化できます。
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目次
ウェビナーツールを選ぶ3つのコツ
ウェビナーツールを選ぶ際には3つのコツがあります。
結論は以下の3つです。
- 無料版で試行する
- 開催規模を考える
- 配信代行サービスに相談する
自社がオンラインでセミナーをする目的や用途をふまえつつご参考ください。
無料版で試行する
1つ目は無料版で試行することです。
実際に利用してみることで、自社のオンラインセミナーをする上で必要な機能が満たされているか、使用感などの感覚を掴むことができます。
無料版が提供されているウェビナーツールでは、試してみる価値ありです。
無料版がない場合は、直接問い合わせるか資料請求などで調べます。
開催規模を考える
開催規模を考えることも重要です。
数多くあるウェビナーツールはそれぞれ強みが異なったり、一度に参加できる人数が違ったりします。
その中で開催規模を考え、参加できる人数を見ていかなければなりません。
例えば全国各地に広がる大手企業の会議をWeb上でやるとなると、参加可能人数が100人足らずのウェビナーツールではまかなえないのです。
自社が必要としている規模を考慮しつつ選んでいきましょう。
配信代行サービスに相談する
ウェビナーツールを選ぶ際に、配信代行サービスに相談するのも有効な手段です。
ウェビナーに限らず、YouTubeやニコニコ動画などの動画配信サービス全般で、配信に特化した配信代行サービスというものが存在します。
いわば「配信」におけるプロです。
結論、プロの人に相談するということが3つ目のコツになります。
大手の配信代行サービス会社は以下です。
株式会社フェイクスター
株式会社MEGWIN TV
ウェビナーツールを選ぶ際に確認すべきポイント
ウェビナーツールを選ぶコツ以外にも確認しておきたいポイントがあります。
結論は以下の3点です。
- 必要な機能はついているか?
- 参加者からの評判は?
- サポート体制は整っているか?
上記のポイントを確認しておかなければ、いざオンラインでセミナーを行う際に不便だと感じたり、参加者からクレームが来たり、トラブル時に解決方法がわからなかったりということになり得ます。
導入する前にきちんと確認しておきましょう。
必要な機能はついているか?
まずは必要な機能はついているかどうかです。
ウェビナーツールの基本機能には以下のようなものがあります。
- LIVE配信機能
- 録画機能
- 参加登録
- アンケート機能
- カスタマイズ機能
- アクセス制御(セキュリティ)
- 決済機能
上記の機能のなかで、自社が重視する機能を照らし合わせましょう。
参加者から見る評判は?
参加者の評判も重要な確認ポイントです。
主催者側がどれだけ利便性を感じても、参加者側の評判が悪ければ顧客満足度は低く、顧客にうまくアプローチができない、参加者が集まらないといった結果になってしまいます。
参加者の評判を調べるにはGoogleで検索するか、SNSで調べることが有効です。
サポート体制は整っているか?
最後にサポート体制が整っているかについてです。
サポート体制は言うまでもなくトラブル時やわからないことがあった場合に必要になってくるので、絶対に確認しておきたいポイントです。
ウェビナーツールごとでサポート体制も異なってくるので、必ず詳細を確認しましょう。
導入前に直接問い合わせておくことも有効な手段です。
具体的には以下のようなトラブルや時間について確認しておきましょう。
- 過去のウェビナーでよく起きたトラブル
- 自社のウェビナーで起きそうなトラブル
- サポート対応が可能な時間
【無料版あり】オススメのウェビナーツール10選
ウェビナーツールを選ぶコツや事前に確認すべきポイントを理解した上で、実際にどのようなウェビナーツールがあるのか見ていきましょう。
それぞれの特徴を比較しつつ、自社に合ったツールを導入すれば大丈夫です。
ネクプロ
【こんな企業にオススメ】
- セミナーをはじめとしたイベントを簡潔にしたい企業
- 踏みとどまった見込み顧客へ、さらにリーチしたい企業
- ウェビナーを通じてWebマーケティングを強化したい企業
【特徴】
ネクプロはオフラインのセミナーをオンライン上で同時配信することが可能。
例えば東京で行っている会議を、そのままリアルタイムで全国の拠点に送ることもできます。
ネクプロの強みは管理システムと分析力。
申込や受付の管理はもちろん、見込み顧客の管理も可能です。
どのようなデバイスにも対応しており、簡単操作かつインストールも不要なので参加者は手軽に参加できます。
アンケート機能を搭載しているうえ、閲覧履歴なども分析することができるので、結果として見込み客へアプローチすることが可能。
マーケティング活動をさらに促進してくれるウェビナーツールがネクプロです。
【料金】
要問い合わせ
コクリポ(Cocripo)
【こんな企業にオススメ】
- 無料版から試したい企業
- 簡単な録画機能や通信の安定性を求める企業
- 顧客のメールアドレスや滞在時間を分析したい企業
【特徴】
コクリポは無料から始めることができる月額制のウェビナーツールです。
接続の安定性やサポートがしっかりしており、事実として人気が高いです。
ワンタッチ録画機能、100人のセミナーでも遅延は1秒ほどという高性能。
参加者のメールアドレスや滞在時間などが分析可能で、ウェビナーを重ねるごとにブラッシュアップできます。
さらにコクリポは、定期的にオンライン操作説明会を実施しているので、「ウェビナーを開催するのが初めて」という方でも安心。
プランは3種類から選ぶことができ、まずはフリープランから試してみるのも有効です。
【料金】
無料〜
ライブオン(LiveOn)
【こんな企業にオススメ】
- 海外を含めた大人数の会議が多い企業
- 音声や画質の品質にこだわりたい企業
- わかりやすい操作画面を求める企業
【特徴】
ライブオンの特徴は品質の高さです。
Web会議システムのツールとして有名ですが、ウェビナーツールとしても優秀です。
言語は日本語はもちろん、英語と中国語にも対応しています。
操作も簡単で録音、録画機能も搭載。
出欠確認やアンケートの実施も可能です。
これだけの機能がついており、さらに音声や画質にもこだわっています。
【料金】
¥81,000〜(初期費用と初月の月額料金含む)
ズーム(ZOOM)
【こんな企業にオススメ】
- YouTubeやFacebookとも連携させて配信したい企業
- とにかく参加者が集まりやすいツールを使いたい企業
- オフラインに近いセミナーを配信したい企業
【特徴】
日本でズームが広まったのはコロナ禍において流行した「ズーム飲み」でしょう。
もともとオンライン会議のツールとして最も知名度が高く、機能面も優れています。
具体的にはURL1つの送信で参加できる参加者のハードルの低さ、YouTubeやFacebookとの連携性などです。
さらにチャット機能を使うことで双方向の発信ができます。
そのためオフラインのセミナーに近い感覚でウェビナーツールを使うことができ、顧客との信頼関係を気づきやすいです。
デバイスも問いませんし、多くの人が利用経験があるので、参加者にとっては安心できるウェビナーツールとなります。
【料金】
無料〜
Cisco Webex Events
【こんな企業にオススメ】
- 有料ウェビナーで収益化したい企業
- 大規模なウェビナーを開催したい企業
- 参加者に豊富な決済機能を用意したい企業
【特徴】
Cisco Webex Eventsの特徴は、ウェビナーで最大3000人、ストリーミング形式であれば4万人まで参加可能な規模の大きさです。
オンラインセミナー自体を収益化させることにも長けており、決済機能も豊富。
具体的にはクレジットカード決済に加え、PayPalも対応しています。
Cisco Webex Eventsの特徴は、規模や決済機能だけではありません。
参加者に対する集客時点でのアプローチから、セミナー後のクロージングまで可能です。
招待状を送り、セミナー後にはアフターフォローとしてメールを自動で送信できます。
【料金】
要問い合わせ
アドビコネクト(Adobe Connect)
【こんな企業にオススメ】
- オリジナリティのあるウェビナーツールを使いたい企業
- 学習コンテンツを考えている企業
- 規模ごとに商品を選択したい企業
【特徴】
アドビコネクトは3種類の製品から、規模やウェビナーのニーズに応じて選べます。
1つ目は、最大25名までのオンラインミーティングで使える「Adobe Connect Meetings」。
最大200名で学習コンテンツが作成できる「Adobe Connect Learning」、そして、大規模なウェビナーで使われる「Adobe Connect Webinars」の3つです。
カスタマイズ機能が豊富なので、自分だけのウェビナーツールを作れます。
オリジナリティを追加することで、参加者を継続的に魅了する結果にも繋がります。
【料金】
50$〜(月額)
アドビコネクト公式サイトはこちら
V-CUBE セミナー
【こんな企業にオススメ】
- 確かな実績のあるツールを使いたい企業
- 24時間365日サポート体制を求める企業
- 多言語に対応しているツールを求める企業
【特徴】
V-CUBEセミナーはWeb会議システムでシェア率No.1の実績を持つ株式会社ブイキューブが提供するウェビナーツールです。
専門スタッフが24時間365日サポートしてくれ、言語については英語、日本語、中国語、タイ語、インドネシア語に対応しています。
リアルタイム配信と録画配信のどちらも高画質で配信可能なうえ、最大10000のデバイスに同時配信できます。
インストールする必要がないので、参加者も使いやすいです。
【料金】
要問い合わせ
Jストリーム
【こんな企業にオススメ】
- 自社でウェビナー実施に不安がある企業
- 50〜2000人規模のセミナーを検討している企業
- すきま時間を狙った配信を考えている企業
【特徴】
Jストリームでは、撮影や配信のプロに手伝ってもらいながらウェビナー配信ができます。
もっとも手伝いが不要な企業には「J-Stream Equipmedia」が適しており、ライブ配信や録画配信を自分たちで行うことが可能。
多種多様な外部システムと連携させることができるため、すきま時間へのアプローチも簡単にできます。
ユーザー数の獲得、増加に加えて視聴率アップも狙えます。
【料金】
50,000円〜
GigaCast®
【こんな企業にオススメ】
- ウェビナーを不定期で開催予定の企業
- PC画面やスライド資料を頻繁に使う企業
- できるだけ低価格で導入したい企業
【特徴】
GigaCast®は企業のウェビナーにおけるニーズを満たしつつ、低価格で導入することが可能。
料金プランは月額制だけでなく、プリペイド制も用意されており、変動的な使い方ができます。
質疑応答など参加者とのコミュニケーションにフォーカスしており、配信後の効果測定も可能です。
細かいテキストなどもよく見えるので、PC画面やスライド資料をよく使う企業に適しています。
【料金】
9,800円〜
FreshVoice Webinar
【こんな企業にオススメ】
- 小規模なウェビナーを検討している企業
- 親密な双方向の発信をしたい企業
- サポート体制においてリモートを求める企業
【特徴】
FreshVoice Webinarは少人数に特化したウェビナーツールです。
小規模が故に参加者と親密なコミュニケーションを取ることが可能。
どの参加者が発信したいか、わかりやすい挙手機能もついています。
コアな見込み客へのアプローチや、企業内の説明会などでも利用できます。
サポート体制も充実しており、不安な人にはありがいたいリモートサポートもあります。
【料金】
要問い合わせ
ウェビナーツールを導入するメリット
ここまででオススメのウェビナーツールを10選ご紹介してきましたが、そもそも導入するメリットをご存知でしょうか?
距離の離れた人々に対して配信できるだけではありません。
ウェビナーツールを導入し、オンライン上でセミナーを行うことは他にも大きなメリットがあります。
具合的には以下の5つです。
- セミナーのコスト削減に繋がる
- 集客や顧客へのアプローチが容易になる
- ターゲットに深いアプローチができる
- 簡単に参加者を分析できる
- 緊張しにくい
セミナーのコスト削減に繋がる
オンラインでセミナーを行う第1のメリットは、セミナーにおけるコスト削減です。
Web上で完結するオンラインセミナーでは、会場費などの場所代が不要になります。
セミナーを運営するスタッフも少数で可能。
つまり、人件費の削減を削減できるということです。
当然、交通費や宿泊費などもかかりません。
これだけコスト削減に繋がるにも関わらず、オンラインセミナーでかかってくるコストはウェビナーツール代だけです。
集客や顧客へのアプローチが容易になる
オンラインセミナーが集客しやすく、アプローチも容易になる最も大きな理由は場所を選ばないことです。
通信環境があり、スマホやPCなどのデバイス1つあれば、誰でも気軽に参加できるからです。
場所を選ばないということは移動する時間や交通費などもかかりません。
つまり、参加する敷居がオフラインと比較するとかなり低くなり、参加者にとってもコスパが良いセミナーというわけです。
ターゲットに深いアプローチができる
ウェビナーツールによってはマーケティング機能が搭載されているものもあります。
分析や意識調査といったマーケティングを行うことで、ターゲットに深いアプローチが可能です。
深いアプローチが可能ということは、商品やサービスの販売に繋がり、収益増大も見込めます。
簡単に参加者を分析できる
ウェビナーツールのマーケティング機能にはアンケート調査や申込管理、動画閲覧履歴などさまざまなものがあり、参加者のニーズや悩みを簡単に分析できます。
数字だけでなく、小規模なセミナーでは特にオフラインよりも参加者の表情や反応を見ることができます。
この点においてはオフラインよりも、参加者のリアルな分析が可能。
多くのウェビナーツールで録画機能も搭載されているので、見直しも効果的です。
緊張しにくい
最後はセミナーが苦手な人向けに有益なメリットです。
オフラインのように大勢の人の前に立つ必要がなく、緊張しにくいのがうれしい点。
緊張することでうまく話せなくなったり、人の感情を動かしにくくなったりしますが、デバイスに向かって話すウェビナーでは問題ありません。
ウェビナーツールを比較し、適した製品を導入しよう
ウェビナーツールを選ぶ際に重要なことは、まず自社のウェビナーツールの導入目的を明確にし、ツールに求める機能やスペックを明確化することです。
ツールに求める機能やスペックがわかれば上記に紹介した製品を比較しましょう。
気になる製品があれば問い合わせ、もしくは資料請求してみるのがおすすめです。
導入後に思っていたのと違った、必要だと思っていた機能が見当違いだったなどとならないように、自社に適したウェビナーツールを導入しましょう。
これからウェビナー配信を活用していきたい方は、ぜひコンテンツの作り方の参考にしてください。