
ウェビナーは今や、単なる情報発信の場ではありません。リード獲得から商談創出、顧客育成まで、ビジネス成長に欠かせない重要なチャネルです。オンラインでの顧客接点を最大化する現代において、ウェビナー活用はもはや必須と言えるでしょう。
しかし、そのウェビナーが期待通りの成果を出せているか、一度立ち止まって考えてみてください。
想像してみてください。せっかく集客した見込み客が、こんな状況に陥ってしまったら…?
- ウェビナー中に接続不良で離脱してしまった
- 質疑応答の機能がなく、疑問を解消できずに購買意欲が冷めてしまった
- アンケート機能が貧弱で、参加者のニーズを把握しきれなかった
- データ連携ができず、その後の営業フォローに繋がらなかった
こんな事態に陥ってしまっては、かけた時間もコストも無駄になり、計り知れない機会損失が発生します。ウェビナーの成功は、まさに「どのツールを選ぶか」にかかっているのです。安定した配信基盤はもちろん、参加者のエンゲージメントを高めるインタラクティブ機能、そして営業・マーケティング活動をスムーズに連携させるデータ活用機能は、ビジネス成果を最大化するための必須要件と言えます。
しかし、市場には多種多様なウェビナーツールが溢れ、「自社のビジネスモデルやフェーズに最適なツールはどれか」「ROIを最大化できるのは?」といった悩みを抱えている方も多いでしょう。
本記事では、2025年最新版として厳選したウェビナーツール16選を徹底比較します。ツールの選定前に確認すべきことや、選定時に押さえるべきポイントまで、具体的な選定基準を余すところなくご紹介。最適なウェビナーツールを見つけることで、あなたのビジネスを次のステージへ引き上げるための第一歩を踏み出しましょう。
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目次
ウェビナーツール選定の前に後悔しないために確認するべきこと
では早速、各ツールの比較に入る前に、絶対に外せない選定ポイントを再確認しましょう。
1. ウェビナー開催の目的、ターゲット層明確にする
リード獲得、顧客育成、製品説明、社内研修、情報提供など、ウェビナーを通じて何を達成したいのかを具体的に定義しましょう。目的によって、必要な機能や最適なツールは大きく変わります。
また、誰にウェビナーを届けたいのか(既存顧客、新規見込み客、社員、特定の業界関係者など)を明確にします。ターゲットのITリテラシーやデバイス利用状況によって、ツールの使いやすさや参加方法の要件が変わる可能性があります。
2. ウェビナーの想定規模を把握する
おおよその参加者数(数十人、数百人、数千人など)を想定します。これにより、ツールごとの参加者数上限や料金プランの目安を絞り込むことができます
3. 運用体制を検討する
ウェビナーの企画・準備から開催、終了後のフォローまで、誰が担当するのか、何人で運用するのかを明確にします。ITリテラシーが高くない担当者がメインで運用する場合、直感的な操作性や手厚いサポートが求められます。
4. 必要な機能をリストアップする
目的達成のために必須となる機能(例:チャット、Q&A、アンケート、録画、画面共有、ブレイクアウトルーム、分析レポートなど)を優先順位をつけてリストアップします。「あれば良い」機能と「必須」機能を区別することが重要です。
5. 既存システムとの連携要件を確認する
CRM(顧客管理システム)やMA(マーケティングオートメーション)ツールなど、現在利用しているシステムとの連携が必要かを確認します。データ連携がスムーズだと、業務効率が格段に向上します。
これら上記を踏まえて、各ツールを一緒に確認していきましょう!
【厳選16選】:ウェビナーツール徹底比較!
ウェビナーツールを選ぶコツや事前に確認すべきポイントを理解した上で、実際にどのようなウェビナーツールがあるのか見ていきましょう。
ネクプロ

国産ならではの充実サポート!集客から成果創出まで一貫支援で効率化を追求
【特徴】
日本のビジネスシーンに特化した国産ウェビナーツール。導入から運用、そしてウェビナー後の成果創出まで、手厚いサポートが受けられる点が強みです。LP・登録フォーム作成、メール配信、そしてCRM/SFA/MAツールとの豊富な連携により、集客からリードナーチャリング、商談化までを一気通貫でサポート。ウェビナーの運用工数を削減し、効率的な成果創出を目指す企業に適しています。
【こんな企業におすすめ】
- ウェビナーを確実なリード獲得や商談創出に繋げたい企業
- ウェビナーの運用工数を削減し、担当者の負担を減らしたい企業
- 既存のマーケティング・営業ツールと連携させ、効率化したい企業
【主な機能】
ライブ配信、疑似ライブ配信、オンデマンド配信、高度なLP・登録フォーム作成機能、サンクスメール・リマインドメール自動配信、豊富なCRM/SFA/MA連携(Salesforce, HubSpot, SATORIなど多数)、名刺管理ツール連携(Sansanなど)、オウンドメディア構築、Q&A、チャット機能、投票機能、アンケート機能、資料ダウンロード機能、詳細な分析レポート、参加者の視聴履歴トラッキング 他
【料金体系】
要問い合わせ(機能や利用規模に応じた柔軟なカスタマイズ)
Zoom ウェビナー (Zoom Webinars)

圧倒的な知名度と安定性!手軽に始めるならまず選択肢に
【特徴】
世界中で利用されるZoomのウェビナー特化版。高画質・高音質での安定した配信に加え、Q&A、投票、チャットなど、インタラクティブ機能が豊富です。参加者側も使い慣れているケースが多く、導入ハードルが低いのが最大の強みです。手軽にウェビナーを始めたい企業に人気。参加者のメールアドレスや滞在時間などが分析可能で、ウェビナーを重ねるごとにブラッシュアップできます。
【こんな企業におすすめ】
- 初めてウェビナーを開催する企業
- 配信の安定性・操作性を重視したい企業
- 参加者の利便性を最優先に考えたい企業
【料金体系】
有料プラン(参加人数に応じた月額/年額課金制、無料版ではウェビナー機能は限定的)
コクリポ

手軽に始めるならコレ!シンプル操作と低コストが魅力の国産ツール
【特徴】
「誰でも簡単にウェビナーを開催できる」をコンセプトにした国産ツール。機能はシンプルに絞られている分、直感的な操作が可能で、コストも抑えられます。初めてウェビナーに挑戦する企業や、小規模なウェビナー、社内研修などに最適です。
【こんな企業におすすめ】
- 複雑な機能は不要で、手軽に配信したい企業
- ITツールに苦手意識がある担当者でも簡単に操作したい企業
- 小規模な社内研修や情報共有に利用したい企業
【主な機能】
ライブ配信、チャット、Q&A、アンケート、録画機能、オンデマンド配信、参加者管理、画面共有、資料共有 他
【料金体系】
有料プラン(月額制、参加人数に応じたシンプルで分かりやすいプラン)
EventHub (イベントハブ)

オンライン・ハイブリッドイベントの統合管理プラットフォーム
【特徴】
ウェビナーだけでなく、オンラインイベントやハイブリッドイベント(オンラインとオフラインの融合)の企画・集客・実施・効果測定を一元管理できるイベントプラットフォーム。名刺交換やアポイントメント設定など、参加者間の交流を促進する機能が充実しています。
【こんな企業におすすめ】
- ウェビナーに加え、展示会やカンファレンスなどのオンライン/ハイブリッドイベントを複合的に開催している企業
- イベント運営の工数を削減し、効率化を図りたい企業
- イベント参加者同士の交流やマッチングを促進したい企業
【主な機能】
イベントページ作成、チケット販売、ライブ配信、オンデマンド配信、複数セッション同時開催、参加者管理、アジェンダ管理、参加者間のチャット、名刺交換、アポイント設定機能、バーチャルブース、スポンサーブース機能、詳細なデータ分析、MA/CRM連携 他
【料金体系】
要問い合わせ(イベント規模や利用機能に応じたカスタマイズ)
V-CUBE セミナー (ブイキューブ セミナー)

大規模イベント・高品質配信の頼れる味方!専門家サポートで安心
【特徴】
大規模なオンラインイベントやセミナーに強く、安定した高画質・高音質での配信が魅力。専門スタッフによる配信サポートも充実しており、初めての大規模ウェビナーや複雑な配信形式でも安心です。イベントプラットフォームとしての機能も強化されています。
【こんな企業におすすめ】
- 大規模なウェビナーやオンラインイベントを企画している企業
- 映像や音声の品質を最重視したい企業
- 専門的なサポートを受けながらウェビナーを開催したい企業
【主な機能】
ライブ配信、オンデマンド配信、高画質・高音質配信、録画・編集機能、Q&A、チャット、アンケート、投票、カスタマイズ可能な視聴ページ、専門家による配信サポート
【料金体系】
要問い合わせ(参加人数や利用機能、サポート体制に応じたカスタマイズ)
ON24(オン トゥエンティーフォー)

データドリブンマーケティングに特化!ウェビナーでリードの質を高める
【特徴】
ウェビナーを単なる配信ではなく、データ収集とエンゲージメント促進のプラットフォームとして捉えるツール。参加者の行動を細かく追跡し、パーソナライズされた体験を提供することで、リードの質と量が向上すると謳っています。高度な分析機能とMA連携が強みです。
【こんな企業におすすめ】
- ウェビナーをリードナーチャリングの主要な施策と位置付けている企業
- 参加者の行動データを深く分析し、営業・マーケティング活動に活かしたい企業
- 高機能なエンゲージメントツールやカスタマイズ性を求める企業
【主な機能】
ライブ配信、オンデマンド配信、高画質・高音質配信、録画・編集機能、Q&A、チャット、アンケート、投票、カスタマイズ可能な視聴ページ、専門家による配信サポート 他
【料金体系】
要問い合わせ(利用機能や規模に応じたカスタマイズ)
GoToWebinar(ゴートゥウェビナー)

ビジネスウェビナーの王道!堅牢なセキュリティと詳細な分析機能
【特徴】
長年の実績と信頼を誇るビジネス向けウェビナーツール。プロフェッショナルなウェビナー開催に必要な機能が網羅されており、特にセキュリティ面が強固。詳細な分析機能で効果測定もバッチリ行え、マーケティングツールとの連携も充実しています。
【こんな企業におすすめ】
- 大規模なウェビナーを頻繁に開催する企業
- セキュリティを重視する企業
- 詳細な効果測定を行い、プロフェッショナルなウェビナー環境を求める企業
【主な機能】
ライブ配信、疑似ライブ配信、オンデマンド配信、Q&A、チャット、投票、アンケート、豊富なカスタマイズが可能な登録ページ、録画・編集機能、詳細な参加者レポート、リードスコアリング機能、CRM/MAツール連携 他
【料金体系】
有料プラン(参加人数に応じた月額/年額課金制)
J-Stream(Jストリーム)

高画質・安定配信の老舗!動画配信の専門家によるトータルサポート
【特徴】
長年の実績を持つ日本を代表する動画配信プラットフォーム。安定した高画質配信はもちろん、ウェビナーだけでなく動画コンテンツ全般の制作・配信・管理・分析まで、トータルでサポートが受けられます。セキュリティも強固で、大規模イベントにも対応可能です。
【こんな企業におすすめ】
- 自社のみでのウェビナー実施に不安がある企業
- 大規模なオンラインイベントから小規模なウェビナーまで幅広く使用したい企業
- 動画配信全般の専門的なサポートを受けたい企業
【主な機能】
ライブ・オンデマンド・疑似ライブ配信、動画管理、視聴解析、コンテンツ保護、サイト構築、チャット、Q&A、アンケート、CDN提供、映像制作、Web制作、システム開発 他
【料金体系】
有料プラン(利用規模や機能に応じたカスタマイズ)
bizibl(ビジブル)

商談獲得に特化!データ活用で成果を最大化するウェビナープラットフォーム
【特徴】
商談獲得に特化したウェビナープラットフォームです。高機能なウェビナーツールに加え、ウェビナー後の参加者フォローや商談化支援機能が充実しています。また、データに基づいた営業連携で、費用対効果の高いリード獲得を目指します。
【こんな企業におすすめ】
- ウェビナーを単なる情報提供でなく、具体的な商談獲得や売上向上に繋げたい企業
- ウェビナー後の営業連携を強化したい企業
- ウェビナーに関するデータを取得・分析・統合したい企業
【主な機能】
ライブ配信、疑似ライブ配信、オンデマンド配信、リードスコアリング、詳細な参加者行動分析、チャット機能、Q&A機能、アンケート機能、ポップアップCTA、豊富なテンプレート、効果測定レポート 他
【料金体系】
要問い合わせ(参加人数に応じた月額/年額課金制)
LiveOn (ライブオン)

高い安定性とセキュリティを誇る国産のWeb会議・ウェビナーシステム
【特徴】
ウェビナー機能に加え、Web会議ツールとしても高い評価を受けている国産ツール。特に音声品質に定評があり、クリアな音質で快適なコミュニケーションが可能。シンプルながら必要な機能が揃っており、直感的な操作が可能です。社内での利用実績も多く、セキュリティ面も安心です。
【こんな企業におすすめ】
- セキュリティを重視し、安定した環境でWeb会議やウェビナーを行いたい企業
- 官公庁や金融機関など機密性の高い情報を取り扱う企業
- 大規模な社内研修や全国拠点との会議が多い企業
【主な機能】
ライブ配信、オンデマンド配信、高音質・高画質(独自の通信制御技術)、Q&A、チャット、アンケート、画面共有、資料共有、ホワイトボード、録画機能、複数拠点の同時接続 他
【料金体系】
要問い合わせ(月額制、同時接続数に応じた複数プラン)
GigaCast®

独自の映像圧縮技術で低帯域環境でもクリアな映像を提供!低価格導入も可能
【特徴】
企業のウェビナーニーズを満たしつつ、低価格で導入することが可能です。料金プランは月額制だけでなく、プリペイド制も用意されており、変動的な使い方ができます。質疑応答など参加者とのコミュニケーションにフォーカスしており、配信後の効果測定も可能です。細かいテキストなどもよく見えるので、PC画面やスライド資料をよく使う企業に適しています。
【こんな企業におすすめ】
- ウェビナーを不定期で開催予定の企業
- PC画面やスライド資料を頻繁に使う企業
- できるだけ低価格で導入したい企業
【主な機能】
ライブ配信、録画配信、高品質な映像・音声配信、多人数接続、資料共有、ホワイトボード、Q&A、アンケート、録画、レジュメ・動画同時配信、参加者管理、管理者機能、テレビ会議システム連携、各種デバイス対応 他
【料金体系】
有料プラン(プリペイド制、月額固定(ポイント発行方式)、従量課金制 他)
FreshVoice Webinar

少人数に特化!セキュリティと安定性の高い国産ウェビナーシステム
【特徴】
自社開発ならではの細やかな機能カスタマイズが可能で、高い信頼性と手厚いサポートが強み。コアな見込み客へのアプローチや、企業内の説明会などでも利用できます。サポート体制も充実しています。
【こんな企業におすすめ】
- 小規模なウェビナーを検討している企業
- 親密な双方向の発信をしたい企業
- サポート体制が充実しているツール導入を検討している企業
【主な機能】
ライブ配信、オンデマンド配信、Q&A、アンケート、チャット、投票、資料共有、録画、視聴解析、マルチデバイス対応、大規模配信(最大10,000名)、同時通訳機能、独自のシステム連携・カスタマイズ 他
【料金体系】
有料プラン(月額利用料金、従量課金 他)
Cisco Webex Events

大規模イベント向け!イベントの企画から実行、効果測定まで総合的に支援
【特徴】
数万人規模のカンファレンス、展示会、社内イベントなど、大規模で複雑なイベントをオンライン/ハイブリッドで開催したい企業に最適です。特に、参加者エンゲージメントやリード獲得、イベント体験の向上を重視する企業に推奨されます。
【こんな企業におすすめ】
- 有料ウェビナーで収益化したい企業
- 大規模なウェビナーを頻繁に開催したい企業
- 参加者に豊富な決済機能を用意したい企業
【主な機能】
登録・チケット管理、モバイルイベントアプリ、オンサイトチェックイン、リード回収、プロダクションスタジオ(高品質ライブ配信)、バーチャルイベントプラットフォーム、ブレイクアウトルーム、Q&A、チャット、投票、詳細な分析レポート 他
【料金体系】
要問い合わせ(参加人数に応じた月額/年額課金制)
Adobe Connect for Webinars

心に残るストーリーを発信!拡張性に優れたWebセミナープラットフォーム
【特徴】
高度なカスタマイズ性とインタラクティブ性に優れたプラットフォームです。パーソナライズされた仮想ルーム、豊富なエンゲージメントツール、詳細な分析機能を備え、ブランディングと参加者体験を重視したウェビナー開催が可能です。
【こんな企業におすすめ】
- オリジナリティのあるウェビナーツールを使いたい企業
- ブランドイメージを重視し、高機能でカスタマイズ性の高いウェビナー開催を求める企業
- インタラクティブなマーケティングイベントを通じて深い顧客エンゲージメントを築きたい企業
【主な機能】
カスタマイズ可能な「ポッド」(Q&A、投票、チャット等)、レイアウトテンプレート、ブレイクアウトルーム、エンゲージメントダッシュボード、高画質録画、オンデマンド配信、登録ページ作成、詳細なレポート機能、モバイルアプリ連携 他
【料金体系】
有料プラン(年額課金制)
Vimeo

高品質・広告なしの動画配信!詳細分析でビジネスを加速
【特徴】
プロフェッショナルな動画コンテンツの配信に特化したプラットフォームです。広告表示がなく、高画質、豊富なカスタマイズ機能、詳細な分析機能が強み。動画販売やライブ配信、チームでの共同作業にも対応します。
【こんな企業におすすめ】
- 幅広く動画活用を検討している企業
- 自社ブランドの世界観を表現し、参加者に最高の視聴体験を提供したい企業
- 広告なしでクリーンな視聴体験を提供したい企業
【主な機能】
動画のアップロード・管理、高画質プレーヤー、広告なし再生、豊富なプライバシー設定、埋め込みプレーヤーのカスタマイズ、動画販売・レンタル、ライブ配信、ウェビナー機能、動画編集ツール、詳細な分析レポート 他
【料金体系】
有料プラン(月額制)
ULIZA

高機能な動画配信プラットフォーム!安定性とカスタマイズ性を両立
【特徴】
企業向けの動画配信プラットフォームで、ウェビナー配信にも対応しています。高い安定性と豊富な配信機能、カスタマイズ性が魅力。大規模な動画コンテンツの管理・配信から、ライブ配信、オンデマンド配信まで幅広く対応可能です。堅牢なセキュリティも特徴の一つです。
【こんな企業におすすめ】
- ウェビナーだけでなく、企業内の動画コンテンツ全般をセキュアに管理・配信したい企業
- 自社ブランドに合わせた柔軟なカスタマイズを求める企業
- 高品質かつ安定した動画配信を重視する企業
【主な機能】
動画のアップロード・管理、高画質プレーヤー、豊富なプライバシー設定、埋め込みプレーヤーのカスタマイズ、ライブ配信、オンデマンド配信、視聴ログ分析、DRM(著作権保護)、マルチデバイス対応、CDN配信 他
【料金体系】
有料プラン(月額制、利用機能やトラフィックに応じたカスタマイズ)
※記載の情報は2025年6月時点の公開情報に基づいています。詳細および最新の情報は必ず各公式サイトをご確認ください。
ウェビナーツール選定の際に押さえておくべき5つの視点
ここまでウェビナーツールを16選ご紹介しました。それぞれのツールが持つ強みや特徴、そしてどんな企業におすすめなのか、より具体的にイメージが掴めたでしょうか?
次に選定へ移る際に押さえておくべきポイントも合わせてご紹介します。今後の選定時の参考にしていただけますと幸いです!
1. 参加者側の使いやすさ・アクセシビリティ
ウェビナー成功の鍵は、参加者がストレスなく視聴できるかどうかにかかっています。
参加のしやすさ | ・専用アプリのダウンロードは必要か? ・ブラウザで簡単に参加できるか? ・登録プロセスは複雑ではないか? |
視聴環境 | ・安定した映像・音声を提供できるか?(低遅延配信、高画質・高音質) ・通信環境が悪い参加者への配慮(画質調整機能など)はあるか? |
操作性 | ・チャット、Q&A、投票などの機能が直感的に利用できるか? |
2. 主催者側の操作性・管理のしやすさ
ウェビナーをスムーズに運営するためには、主催者側の利便性も重要です。
設定・準備の容易さ | ・ウェビナーのスケジュール設定、登録ページの作成、資料のアップロードなどが簡単に行えるか? |
配信中の管理機能 | ・参加者の入退室管理、マイク・カメラの制御、チャットのモデレート、Q&Aの整理などが容易か? |
分析・レポート機能 | ・参加者の視聴時間、チャット履歴、アンケート回答などのデータを取得し、分析できるか?(CSVエクスポートなど) |
集客・フォローアップ機能 | ・登録フォーム作成支援、リマインダーメール・サンキューメールの自動送信、参加者管理機能は充実しているか? |
3. 必要な機能の網羅性
ウェビナーの目的達成に必要な機能が揃っているかを確認します。
コミュニケーション機能 | ・チャット、Q&A、投票、挙手、ブレイクアウトルームなど、双方向性を高める機能が充実しているか? |
コンテンツ共有機能 | ・画面共有、資料共有(PowerPoint, PDF)、動画・音声共有、ホワイトボード機能など。 |
録画・オンデマンド配信 | ・ウェビナーの録画と、後からのオンデマンド配信に対応しているか?アーカイブ機能の有無など |
セキュリティ機能 | ・パスワード設定、待機室機能、暗号化、アクセス制限など、情報漏洩や不正アクセス防止のための対策が講じられているか? |
4. サポート体制の充実度
トラブル発生時や操作に困った際に、安心して頼れるサポートがあるかを確認します。
サポート言語 | ・日本語でのサポートに対応しているか? |
サポートチャネル | ・電話、メール、チャット、オンライン会議など、複数のサポート方法があるか? |
サポート時間 | ・自社の運用時間帯に合わせたサポートが受けられるか?(緊急時の対応を含む) |
ヘルプドキュメント | ・FAQ、チュートリアル、マニュアルなどが充実しているか? |
5. 費用対効果・料金体系
予算内で最大の効果を得られるツールを選定します。
料金プラン | ・月額制、年額制、従量課金制など、自社の開催頻度や規模に合ったプランがあるか? |
コストパフォーマンス | ・機能やサポート内容に対して、料金は適切か? |
隠れたコスト | ・追加機能、参加者数超過、データ容量などによる追加料金がないか? |
無料プラン・トライアル | ・導入前に試用できるか? |
導入後の成果を最大化するには?
ウェビナーツールを導入する際、「本当に期待通りの成果が出るのか?」と不安を感じる担当者の方もいらっしゃるでしょう。特に初めての導入では、この懸念は当然です。
ウェビナー導入後の成果を最大化するには、単にツールを使うだけでなく、その機能を最大限に活用し、営業・マーケティング活動と連携させることが非常に重要です。この過程で得られる大きなメリットの一つが「劇的な工数削減」です。
多くのウェビナーツールは、アンケート機能、資料ダウンロード、チャット、Q&A、詳細な参加者データ分析といった機能を備えています。これらを活用することで、ウェビナー参加者のエンゲージメントを高め、行動データを取得できます。
これらの配信システムを活用することで、ウェビナー準備にかかる時間と手間を大幅に削減できることは、以下のデータからも明らかです。

このように、ツールの導入は、「工数削減」という形で担当者の負担を軽減し、より戦略的な業務に集中できる時間をもたらします。
そして、削減された時間と手間を有効活用することで、取得したデータこそが成果を出すための鍵となります。「誰がどのくらい視聴したか」「どの質問に興味を示したか」「どの資料をダウンロードしたか」といった具体的な行動データを分析し、CRM(顧客管理システム)やMA(マーケティングオートメーション)ツールと連携させることで、以下のような「次の一手」が可能になります。
- 参加者の興味に合わせた個別フォローメールの自動送信
- 購買意欲が高い見込み客への優先的な営業アプローチ
- ウェビナー内容の改善点や新たなテーマの発見
ツールが持つデータ活用機能と工数削減効果を最大限に引き出すことで、ウェビナーは単なる情報提供の場ではなく、効率的なリード獲得、ナーチャリング、そして商談創出へと繋がる強力なビジネスチャネルへと進化します。
今回ご紹介した各社のツールも、無料トライアルやデモを実施している場合があります。実際に試してみて、自社の営業・マーケティングフローにどのように組み込めるか、データ連携がスムーズに行えるかなどを確認してみることを強くおすすめします。
上記、工数削減の事例として挙げたデータは、実際弊社ウェビナー内で使用された資料の一部です。より詳しく知りたい方、またツールの操作~実践的なノウハウ、成功事例も合わせて知りたい方は、ぜひ弊社ネクプロのデモウェビナーにご参加ください!


まとめ|ウェビナーを成功に導く最適なツールを見つけよう!
今回はウェビナーツールのご紹介に加え、選定前に確認するべきこと、そして選定時に押さえるポイントまで一気にご紹介させていただきました。
気になるツールが見つかったら、ぜひ公式サイトで詳細を確認し*無料トライアルがあれば積極的に利用して、実際の操作感や機能性を体験してみてください。導入前に疑問点があれば、積極的にベンダーに問い合わせて、不安を解消することも大切です。
この記事が、あなたのウェビナーツール選定の羅針盤となり、ウェビナーの成功に貢献できれば幸いです。
\ ウェビナー成功の第一歩として、まずは「よくわかる!ネクプロ紹介資料」をご覧ください /
