ウェビナー(オンラインセミナー)で集客するには、タイトル付けが非常に重要になります。
どれだけ有益なウェビナーを開催しようとしても、参加者が集まらなければ意味がないからです。
実際に「ウェビナーのタイトルを工夫してもっと集客しよう!」と思っても、以下のように感じていませんか?
- ウェビナーにおいて、集客できるタイトルはどうやって付ければいいの?
- そもそもタイトルの工夫って何から考えればいいの?
- 実際の具体例ってどのようなもの?
集客しやすいウェビナーのタイトル付けには、コツがあります。
そこで本記事では、ウェビナータイトルを付ける際に意識すべき7つの要素とその具体例を解説していきます。
簡潔に記載しているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
\ ウェビナー・動画配信ツールをお探しなら「ネクプロ」 /
目次
ウェビナーの集客にはタイトルが最重要
ウェビナーの集客にはタイトルが最重要です。
なぜなら人が最初に目につくのは、タイトルだから。
タイトルが微妙なものであれば、集客に繋がりにくいです・
しかし反対に人の興味を惹くタイトルを付けれれば、集客数は2倍以上になることもあります。
タイトルによって企業のアプローチ規模や、売上が大きく変わってきます。
参加者を惹きつけるウェビナータイトルとは?【7つの要素】
参加者を惹きつけるウェビナータイトルには、7つの要素が含まれています。
全て含める必要はありませんが、できるだけ多くのものを盛り込みましょう。
タイトルが長すぎても、人は読むのに疲れてしまい、印象にも残りにくいです。
「7つの要素+コンパクトなタイトル付け」を意識することが重要。
具体的に7つの要素は、以下の通りです。
- 自分ごとだと思わせる「ターゲット」
- 未来を見せる「ベネフィット」
- 信用を得る「権威性」
- 具体性を増す「数字」
- 行動しやすくなる「簡易性」
- レア感を打ち出す「希少性」
- 今をアピールする「トレンド」
自分ごとだと思わせる「ターゲット」
1つ目は自分ごとだと思わせるターゲットです。
「自分に向けられているメッセージだ!」と思わせることが重要になります。
ターゲットを明記するには、事前にペルソナを設定しておく必要があります。
そもそもペルソナとは、ターゲット選定の一部で、ターゲットの人物像をより詳細に設定したもの。
アバウトな選定ではなく、性別、年齢、職業、休日の過ごし方、年収、貯金額、家族構成など、かなり詳細にイメージすることが重要となります。
未来を見せる「ベネフィット」
未来を見せるベネフィットも、ウェビナータイトルに非常な大切な要素です。
ウェビナーを参加することで、何を得られるのか、どんな状態になれるのかを示してあげること。
ベネフィットとよく勘違いされるのが、メリットです。
ベネフィットとメリットは似ていますが、異なる意味合いを持ちます。
そもそもメリットとは、商品やサービスにおける強みや特徴のことを指します。
しかしベネフィットはさらに深掘りしたもので、そのメリットから受けれる恩恵のことです。
例えば英会話であれば、メリットは「英語が身に付くこと」です。
対してベネフィットは「英語に困ることなく、海外旅行に行ける」など。
スキルやステータスだけでなく、これらを得たあと「どのように状況が変化するか」を考えれば、自ずとベネフィットが見えてきます。
信用を得る「権威性」
続いては、信用を得るための権威性です。
そもそも権威性とは「誰が発信しているのか」にフォーカスすること。
発信者における信用性で、ターゲットは参加するか判断します。
例えば、誰かもわからない一般人が「この薬おすすめだよ!」と主張してきても怖いですよね。
しかしこれが医者であれば「薬のことについて詳しい」という信用があるので、売上も向上します。
つまり、権威性とは肩書きや実績、信用に値する情報に含まれるものです。
具体性を増す「数字」
数字を盛り込むことで、具体性が増します。
アバウトな期間を示されれも、ピンとこないことが多いです。
しかし、具体的な数字を打ち出すことで、大きく訴求力が上がります。
例えば「短期間で痩せれるダイエット方法」よりも、「3ヶ月で痩せれるダイエット方法」の方が、ターゲットに刺さりやすいです。
行動しやすくなる「簡易性」
簡易性を入れることで、「自分でもできそう!」などと感じ、集客しやすくなります。
そもそも人は、行動のプロセスが多かったり、難しそうに感じれば避ける生き物です。
つまり、人は楽をしたいのです。
具体的に簡易性を盛り込むには「簡単、楽に、早く、安く」を意識しましょう。
レア感を打ち出す「希少性」
希少性を含めることで、レア感を打ち出すことができます。
いつでも誰でも手に入れれるものは後回しにされたり、価値のあるものだと判断されにくい。
気象性が含まれているタイトルであれば、「このウェビナーには価値がありそう!早く参加しておかなければ。」と思われやすいです。
希少性の要素の1つで「限定性」も存在します。
「今だけ、○月限定、▲▲の人に限り」などが、限定性にあたります。
限定性も効果が高いので、希少性を考える際に、合わせて検討してみてください。
今をアピールする「トレンド」
最後はトレンドです。
人は過去のことよりも、新しいもの、今起きていることに関心があります。
トレンドを考える際には「初」と「新」を意識します。
例えば「日本初上陸のスイーツ」や「2021年最新のビジネスモデル」など。
他にも流行しているキーワードを盛り込むことも、1つの手段です。
世代問わず大人気のアニメや映画のセリフなどを型取るのも方法の1つです。
しかし、台詞の全てを利用すると、著作権に引っかかる可能性があるので注意しましょう。
そもそも映画やアニメには、著作権があります。
しかしセリフの一部を切り取ったとき、その表現が「ありふれた表現」であれば、著作権に該当しないことが多いです。
映画やアニメのセリフ一字一句を著作権と認めていれば、日常で会話ができなくなるほど、著作権で溢れてしまいます。
魅力的なウェビナータイトル事例【7つの要素ごとに解説】
魅力的なウェビナータイトル事例を、解説した7つの要素ごとに紹介していきます。
ターゲット
タイトルにターゲットを加えるには、誰宛のメッセージか?を考えることが重要です。
例:「新卒1年目の社会人が観るべき○○習慣化」
ターゲットが「新卒1年目の社会人」であれば、注目しやすいタイトルです。
「自分(新卒1年目の社会人)だから、参加した方がよさそう」と思われる可能性が高いです。
しかし、あまりニッチにターゲットを絞り込みすぎると、それに該当する数が少なくなり、かえって集客しにくくなってしまいます。
ベネフィット
ベネフィットを付与するには、参加者がメリットから得られる未来を想定すること。
例:「3ヶ月後のあなたは堂々と海に行ける!○○ダイエット方法」
上記の例では「3ヶ月」という数字と、「堂々と海に行ける」というベネフィットが盛り込まれています。
ダイエットでは「痩せること」がメリット。
痩せたことで変わる環境や思考がベネフィットとなります。
権威性
権威性を打ち出すには、そのウェビナーに効果的な肩書きや実績を考えてみましょう。
例:「○○病院の▲▲医師が推奨する健康サプリメント」
医学や薬に詳しい「医者」だからこそ持ち得る信用で、権威性を伴っているタイトルです。
ウェビナーを開催する主催者や登壇者に特別な肩書きがなければ、実績を含めると信用に繋がります。
「10万フォロワーを達成したSNS運用術」など、過去に達成した成果を挿入する方法でも権威性を打ち出せます。
数字
アバウトな期間ではなく、数字を入れると具体性が増します。
例:「集客力が2,7倍に!分析と改善に強いウェビナーツール」
2,7倍という具体的な数値が効果的です。
仮に上記の例が「集客力が大幅にアップ!」であれば、「大幅ってどれくらい?」など疑問を感じ、イメージも湧きにくいでしょう。
簡易性
タイトルに「〜の期間だけで」や「〜でも簡単に」などを含めると、簡易性を打ち出せます。
例:「通勤時間だけで誰でも簡単に身に付く英語学習」
「通勤時間だけ」「誰でも簡単に」という簡易性が含まれています。
他には以下のようなワードが該当します。
- 初心者でもできる
- 世界一わかりやすい
- ○○するだけ!
- たった▲日でできる
希少性
希少性を出すには、限定されている期間や対象を含めることが主な手法です。
例:「8月だけ無料!アフターコロナに向けたWebマーケティングセミナー」
「8月だけ無料!」というワードにより、限定性を付与しています。
他にも結婚などの生涯イベントであれば、「人生に一度きりの!」という言い回しなどで、希少性を追加できます。
トレンド
最後のトレンドでは今現在流行しているものや、世間の注目を浴びているものから考えます。
例:「コロナ禍でも生き残っている飲食店の特徴【今から改善できる】」
上記の例におけるトレンドキーワードは「コロナ禍」です。
今まさに、新型コロナウイルス感染症が原因で、苦しんでいる飲食店にとっては興味深いタイトルでしょう。
ウェビナータイトルに7つの要素を盛り込んで、集客力を向上させよう!
ウェビナータイトルに7つの要素を盛り込んで、集客力を向上させましょう。
タイトルは、顧客がウェビナーに参加するかどうかを検討する最初のポイントです。
ウェビナーで発信するコンテンツに対して、絶対的な自身があったとしても、そもそも集客できなければ意味がありません
タイトルを工夫することで、集客率が大きく変動してきます。
工夫するポイント、以下のは7つの要素を加えることです。
- 自分ごとだと思わせる「ターゲット」
- 未来を見せる「ベネフィット」
- 信用を得る「権威性」
- 具体性を増す「数字」
- 行動しやすくなる「簡易性」
- レア感を打ち出す「希少性」
- 今をアピールする「トレンド」
タイトルを工夫した後にすべきことは、その分析です。
分析と試行を繰り返すことで、更なる集客を期待できます。
タイトルを工夫するバリエーションは豊富にあるので、いろいろ試していきましょう。
\ ウェビナー・動画配信ツールをお探しなら「ネクプロ」 /
これからウェビナー配信を活用していきたい方は、ぜひコンテンツの作り方の参考にしてください。