クレスコ・イー・ソリューション株式会社 様
本社:東京都中央区|代表取締役:根岸秀明|設立年:1998年|従業員数:161名
https://www.cresco-es.co.jp/
世界シェアNo.1を誇る独SAP社の統合基幹システム「ERP」専業ベンダー。SAP ERPの販売から導入、開発、運用・保守まで、25年の実績をもとにサービスを提供する。
とりわけ中堅・成長企業の課題によりそい、システム導入の先にある本質的なゴールまで、100人以上のSAP認定コンサルタントが支援する。
- ITコンサル業務に加えて製品販売もスタート
知名度向上へ ウェビナーの気軽さに着目 - 営業活動エリアを日本全国に拡大
地方の新規顧客との接点を創出 - 一発撮りの不安はチャット・メールで気軽に質問
ライブ配信2年、ノーミスを継続
地方との接点求め コロナ前からネクプロ準備
経験ゼロ・担当2人 低コストでも出席率78%
SAP社ERP導入コンサルティングサービスに加えて2016年、SAP社製品の代理店販売と自社開発製品の販売を始めたクレスコ・イー・ソリューション様。
新規顧客開拓と自社の知名度アップのために同年、マーケティング部を立ち上げた。発足当初からWebサイトや対面セミナー、テレマーケティングなどを手がけ、新規リードを獲得。さらに、東京だけでなく地方の見込み客にもリーチしたいとの狙いから2019年、ウェビナーの導入を検討し始めた。
ウェビナー製品は、性能やコスト、最低契約期間の縛りなど20~30項目を入念にチェック。総合評価でネクプロを選定した。コロナ前に導入を決めてから準備を進め、2020年よりライブ配信を開始した。ここまで、すべてノーミスで配信している。
出席率は平均78%と高水準。東京以外の顧客は4~5倍に増えている。コストは対面セミナーと比べて、3~5分の1以下に削減された。
どんな課題がありましたか?
対面セミナーや相談会
地方企業へのアプローチ
オフィスが東京のみであるため、東京近郊以外の企業との接点をなかなか作れなかった。いかにして日本全国の見込み客にアプローチできるかを模索していた。
セミナー定期開催
コストと手間が負担
マーケティング施策のなかで、セミナーは有効な手段であるとの感触は得ていた。しかし、人的リソースは限られ、会場費・運営費などのコストもかさむ。
より効率的にリードを獲得できる手段を検討していた。
社名が知られていない
参加までにハードル
知名度がそれほど高くないなかで、いきなり対面セミナーにお客様に足を運んでもらうのは難しい。
初めてのお客様でも交通費や時間がかからず、安心して気軽に参加してもらえる施策を考えていた。
ネクプロの導入で実感している価値
対面に比べて申し込み増、人気セミナーは100人以上
Webセミナーは年4~5回、開いている。最新のSAPシステム移行への対応など毎回、自社製品・サービスを取り上げる。
「デザイン思考」がテーマのセミナーは、SAPシステムを導入済みかどうかを問わないこともあって100人以上が集まる。社内からは「集まってのイベントと比較して、想定より申込者数が多いのに驚いた」との声も。
「新しい施策で新しいリードが創出できた」との評価を得ている。
中堅・成長企業に照準、地道な集客を展開
SAPシステムを導入するのは、一定の売り上げ規模がある中堅・成長企業が対象になる。確実に自社サービスを提案できるリードを増やすため、ネクプロを使ったウェビナーの広報活動を展開した。
地方の新規顧客にリーチする方法は、
①SAP社が顧客とパートナーのために年1回、開催するイベントでの名刺交換
②新規へのテレマーケティング
③Web広告など。
地道に告知を続け、関西や九州からの申し込みを着実に増やしていった。
2人で運営、ワンストップのメリット実感
ネクプロでは申し込みからセミナー開催、視聴のお礼メールまでワンストップで対応できる。計画から実施まで2人で運営しているが、ライブ配信でも一度も失敗していない。他社とウェビナーを共催すると、他社がウェビナー配信サービスに加え、参加者管理のためのエクセルを手放せない状況が散見される。
自分たちはネクプロ導入で、煩雑な管理作業が減らせているのを実感する。
なぜ「ネクプロ」に?
ウェビナーの選定ポイント
ネクプロに決めた理由
機能とコストのバランスは?
20~30項目にわたって数社をポイント比較、ネクプロが最上位に
小人数、未経験でも一気通貫で管理できるか?
ウェビナー申込から事後フォローまでの管理を一気通貫できる
最低利用期間が1年未満か?
最低利用期間は6か月。
導入しやすく、安心感があった
お客様インタビュー
ネクプロで業務完結
導入しやすさ決め手
石田 洋光 様
クレスコ・イー・ソリューション株式会社
営業本部マーケティング部部長
当社の知名度は現在もまだそれほど高くはないのですが、知らない会社の対面セミナーにいきなり足を運ぶというのは壁があります。ウェビナーなら気軽なので、私自身も2019年ごろから参加し始めました。
お客様と信頼関係をつくれる、接点を持てるツールと気づき、コロナ禍前に導入を決めていたのは、とてもよかったです。コロナ禍で対面イベントが中止となる状況下でウェビナーを検討し始めていたらもっと後手に回って、期待するリードがなかなか獲得できなかっただろうなと思います。
製品の選定はネット検索や比較サイトで調べました。大手かどうかにかかわらず、導入企業のロゴ表示があって安心感がある2~3社を検討しました。使ったことのないツールに相当の費用をかけるのも難しいので、感覚だけではなく点数をつけて〇×式で判定して、きちんと内容を咀嚼しました。
ネクプロよりもっと安い製品もありましたが、申し込みからお客様フォローまですべてネクプロで完結できる点と、最短契約期間が6か月という導入障壁の低さに対する評価が高かったです。
柏田 広美 様
クレスコ・イー・ソリューション株式会社
営業本部マーケティング部
ライブ配信にこだわり
2年間ノーミスで運用
ネクプロ導入当初から視聴者を少しでもひきつけるために、ライブ配信にこだわって臨場感あふれるようなかたちで配信しています。お客様に当社のサービスを紹介することが目的。
一発撮りなので当初はプレッシャーがあって、問題なく配信するためにテストを繰り返して、録画をチェックしながら不安を解消していきました。正しく設定できているか、スムーズに当日進行できるか、途中でネットワークが切れないか…。不明点は管理画面のチャットやメールでネクプロのサポートに問い合わせますが、早くて丁寧な答えに助けられています。かなり無理を聞いてくださったことも。
2年たった現在では一連の設定や運用、司会進行や事後フォローにも慣れ、これまで一度も失敗することなく実行できています。
実務担当としては参加者の個人情報管理には気を使いますが、ネクプロのおかげで煩雑な作業が減らせています。Web配信をしたいけれど経験も人手もない、低コストに抑えたい、という当社の課題にネクプロのツールがマッチした形ですね。
パネルディスカッション機能も追加になって、より使いやすくなっているので、配信したいコンテンツがあれば、ぜひネクプロで、配信をチャレンジしてみてはどうでしょうか。
ネクプロ活用法
「デザイン思考」を幅広い層にリーチ
オンデマンド配信で見逃しもフォロー
イノベーション・新規事業開発を推進するための方法として注目される「デザイン思考(デザインシンキング)」。この人間中心デザイン(HCD)のアプローチで、潜在的ニーズを発掘し、解決策を導き出す手法を取り入れた「デザイン思考(デザインシンキング)」Webセミナー(下図)を定期発信している。ターゲットは「新規事業の創出や業務改善を検討している企業」と幅広く、100人以上が集まる。取引先や同業者からも参加がある。
また、グループ企業を経営する中堅企業向けのSAP ERP導入セミナーは、システム導入を確実に成功させるためのポイントを伝える。SAP ERP稼働後にもずっと伴走し、本質的なゴールに導く自社の強みを紹介する内容だ。
評価が高かったセミナーは、「ご好評につき再度開催」などと銘打って、アンコール配信している。SAPデータ連携のWebセミナーではエクセルとの二重入力に悩む導入企業がターゲットで、実際に課題を解決した事例、トライアルサービスなどを紹介している。
ネクプロのワンストップ機能や、充実したサポートをフル活用して、きめ細やかな運営ができている。ネット環境などの都合で視聴できなかった申し込み者には、オンデマンド配信してフォローする。パネルディスカッション機能はコロナ禍で運営担当や講演者が配信現場に集まれない場合に備えられる機能として活用している。各セミナーはチャットサービス、それ以外は個別質問を活用し、視聴者との双方向性を大切にしている。