ウェビナー導入のメリットが知りたい!注意点と対策も紹介

「最近よく耳にするウェビナーには、どんなメリットがあるのだろう?」

効率よくセミナーを開催したいと検討中の皆さん、こんな悩みはありませんか?

オンラインセミナーには、参加者だけでなく主催者にもメリットがたくさんあります。

そこで今回の記事では、webセミナーの8つのメリットと注意点、さらに解決策をお伝えしていきます。

最後には、ウェビナーのメリットを最大化させるためのツールも紹介しているので、ぜひご覧ください!

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ウェビナーとは

ウェビナーとは、ウェブ上で開催するセミナーのことです。

インターネットやスマホ、パソコンの普及でデジタル化が進む中、従来は会場に集まって開催していたセミナーもオンラインで受講できるようになりました。

2つの配信方法

ウェビナーには、「リアルタイム配信」と「録画配信」と呼ばれる2つの配信方法があります。

リアルタイム配信

リアルタイム配信は、決められた日時に配信する方法です。

Zoomなどのテレビ会議ツールを使用して、講師が話す内容を参加者はリアルタイムで受講することができます。

参加者はwebセミナー中に講師に直接話しかけられるほか、チャットメッセージで質問することも可能です。

双方向のコミュニケーションを実現できるので、臨場感のあるオンラインセミナーになります。

録画配信

もう一つの録画配信は、あらかじめ録画した動画を編集して配信する方法です。

カメラで講師が授業をする様子を録画し、余計な部分のカットや大切な箇所の文字挿入など、編集作業をします。

参加者にとって、ポイントを押さえたわかりやすいコンテンツを視聴できるのが魅力です。

また、録画配信では何度も同じ動画を見ることができるので、繰り返しの勉強が必要になるときに効果的です。

リアルタイム配信のような臨場感はありませんが、聞き逃してしまった箇所を巻き戻せるというメリットがあります。

人気コンテンツを何本もシリーズ化して作成すれば、リピーター獲得につなげることもできます。

ウェビナーを活用する8つのメリット

ウェビナーを使うメリットを8つにまとめたのでお伝えします。

メリット①:場所を問わず受講可能

インターネットのメリットとして、スマホさえあればどこにいても必要な情報を得られる、ということがあります。

オンラインセミナーも同様で、日本だけでなく世界のどこにいても興味のあるセミナーに参加できます。

スマホとWi-Fiを準備して環境を整えれば、たとえ都心から離れた地方に住んでいても、わざわざ現地に行くことなくセミナー受講できるようになりました。

録画配信なら、電車での通勤中や昼休みといった空き時間に好きなコンテンツの閲覧が可能です。

参加者は教育を受ける機会が増えて、主催者はより多くの人をターゲットにできる点が大きなメリットといえます。

メリット②:さまざまな層の顧客にアプローチ

従来は新聞、雑誌、チラシ、テレビCMなど、広告を掲載できる媒体に限りがありました。

しかし今はインターネットを使って広告を出すことで、さまざまな層の顧客へセミナー情報を届けられます。

新聞やテレビを見ない層に対しても、バナー広告や動画広告を出すことでセミナーをアピールすることが可能になりました。

新規顧客を開拓するチャンスが拡大している点が、大きなメリットといえるでしょう。

メリット③:対面型セミナーと比較して費用削減

次にオンラインセミナーは、対面型と比較して費用を抑えて開催できるという点が挙げられます。

従来の形式でセミナーを開催する際、会場の確保、講師の交通費や食事、機材の運搬など、さまざまなコストがかかりました。

しかしwebセミナーは参加者がどこにいても受講できるだけでなく、講師や主催者がどこにいても開催できます。

たとえ講師が自宅にいても開催でき、移動も必要なくなりました。

主催者や講師にとって、コストだけでなく時間や手間も節約できるようになり、負担が大幅に軽減されています。

メリット④:大人数のセミナーも開催可能

大規模のセミナーを開催したいときにも、ウェビナーが便利です。

例えばZoomのウェビナープランを購入すると、最大1万名まで参加することができます。

オフラインで1万名の人と1か所に集まろうとすると、大型音楽アリーナを貸し切る必要があるでしょう。

しかしオンラインセミナーでは、場所や規模を問わず気軽に集まることが可能になるのでおすすめです。

メリット⑤:伝えるツールが豊富

オンラインセミナーには、対面形式よりも参加者に訴えかけるツールが多くあります。

録画配信をすれば、文字の色、効果音、スライド、映像で理解しやすい動画作成ができるはずです。

自社の新商品を動画で紹介するときに赤い太文字で商品名を挿入したり、お得なポイントに効果音を入れたりして、印象づけることができます。

また、説明が長く複雑になるときは、スライドで重要な部分だけをまとめて解説すると、参加者の理解を深められるでしょう。

参加者に講義内容を印象づけたいとき、動画セミナーには編集ツールがたくさんあるという点もメリットの1つです。

メリット⑥:参加者へのフォローアップが可能

オンラインセミナー後、参加者へアンケートツールなどを使用してフォローアップしやすい点も、大きなメリットです。

webセミナー配信ツールには、マーケティング機能が搭載されているものもあり、参加者から受講後の声を集めることも可能です。

例えば、ウェビナーが終わった直後に受講者にアンケートを送付し、興味のある分野や製品について意見をもらい蓄積すれば、分析材料となります。

それを今後の講座開催のヒントにして次のセミナーの案内を送付したり、さらには関心のある製品の営業活動にも適用できたりします。

メリット⑦:録画した動画を営業やEラーニングで活用できる

webセミナーで使った動画を、営業で顧客への商品説明やEラーニングで活用ができるという点もあります。

営業先で顧客にタブレット端末で動画の一部を見せて商品の売り込みをすると、実際に購入して使っている様子をイメージしやすくなるでしょう。

また、編集をしてマイクロコンテンツを作成すれば、動画広告に利用できる可能性もあります。

さらに、セミナー動画を社内研修のEラーニングとして使えば新入社員の研修資料にもなり、とても便利です。

このように、セミナーだけでなく営業や人事など、部署を越えて使うこともできます。

メリット⑧:セミナーの記憶を定着させやすい

最後に、学習した動画の内容を記憶に定着させやすい、というメリットをご紹介します。

アメリカのある研究所によると、動画学習は対面講義の4倍、読書の2倍も学習定着率が高いと発表しています。

講義や文字だけでは情報を流してしまいがちですが、動画なら音やムービーなどを使うためインパクトがあります。

人の記憶に印象づけることができるので、後から内容を思い出しやすくなるようです。

このように、伝える情報に興味を持ちやすくなるのが、動画を使ったセミナーのメリットだといえるでしょう。

ここまではウェビナーのメリットを解説してきました。

次に、ウェビナーの注意点も説明するのでぜひ参考にしてください。

ウェビナーを導入する際の注意点

webセミナーを開催する際、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。

ウェビナーのデメリットを解決策と一緒に解説します。

配信の不具合対策をする

リアルタイム配信の場合、突然機材やWi-Fiに不具合が起こると、セミナー配信が途切れてしまうリスクがあります。

そのため、適切に動くウェブカメラ、マイク、パソコンなどの機材をそろえておくようにしましょう。

また、事前に必ず配信環境をチェックして、不具合が起こらないようテストする必要があります。

機材の故障などで配信の継続が難しくなった場合、別日を設定したり、録画動画を送付したりするなど、即座に対応するようにしましょう。

集客対策をしっかり練る

ウェビナーは簡単に開催できますが、集客が難しいというデメリットもあります。

「オンラインセミナーをします」と公式ホームページやSNSで告知するだけでは、参加者を集めることが難しいこともあるでしょう。

その場合、ターゲット層に応じてウェブ広告やチラシ作成など、有料の広告ツールを使う必要があります。

詳細はこちらの記事に記載しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:ウェビナー集客を成功させるには?7つの方法と注意点を紹介

ウェビナー内容に飽きない工夫をする

リピーターを増やすためにも、ウェビナーの内容に飽きないような工夫をすることが大切です。

webセミナーのデメリットとして、気軽に参加できるけれども、キャンセルもしやすいという点があります。

そのため「また見たい」と思わせるようなコンテンツ作りが重要です。

講師の話し方や見せ方が魅力的になるよう工夫したり、他の講師とコラボウェビナーを開催したりするなど、顧客育成ができるよう心がけましょう。

ウェビナーのメリットや注意点を理解して、開催を検討しよう

今回の記事では、ウェビナーのメリットや注意点を解説いたしました。

オンラインセミナーは、受講者だけでなく主催者にとってもたくさんのメリットがあります。

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これからウェビナー配信を活用していきたい方は、ぜひコンテンツの作り方の参考にしてください。