NECソリューションイノベータ株式会社 様
本社:東京都江東区|代表取締役:石井力|設立年:1975年|従業員数:12,565名(2022年3月末時点)
NEC グループのシステムインテグレータ。クラウド、AI、セキュリティなどのデジタル技術を活用し、全国の様々な業種の顧客に対して、ビジネスや生活の質を高めるDXを推進する製品やソリューションを提供している。ソフトウェア開発からシステム設計・構築、SI、運用までトータルサポートを実施している。
- 動画情報を一元管理、工数削減により高度案件へ注力
動画配信基盤として営業DXに貢献 - 営業取扱商材を180本※の動画に、関連動画を一覧表示
動画の蓄積をクロスセルにフル活用 - 視聴者都合でいつでもアクセス、見逃し配信や再視聴も
オンデマンド配信で商談機会を最大化
営業DXを支えるネクプロのオンデマンド配信
顧客の関心に応じた動画180本※で商材のシナジー創出
コロナ禍を契機に営業DXを加速したNECソリューションイノベータ様。展示会に代わる手法としてZoomによるライブ配信ウェビナーの活用を開始したが、新たな営業課題が顕在化した。
顧客の業種、課題別の「テーマ」、各「地域」に応じた営業取扱商材によるソリューション提案を、営業統括本部が一括管理するようになったものの、単発のウェビナーでは視聴者が自由なタイミングで視聴できず、商談の機会損失もあった。そうした背景から2020年8月、オンデマンドによる動画配信基盤導入の検討を開始し、翌2021年5月にネクプロを導入した。オンデマンド配信で関連する情報をいつでも、どこでも、何度でも、複合的に配信することでクロスセルを推進、商材間のシナジーを最大化する方向に舵を切った。
現在では、ウェビナーや商材説明動画を含む180本※の動画を蓄積。顧客の興味関心に応じた動画を一覧で提供することで、営業DXに大きく貢献している。
※2023年1月時点
どんな課題がありましたか?
コロナ感染拡大
直接会えない「営業」
コロナ禍により、本来獲得すべき見込み客の7割が失われ、営業手法も激変。課題が顕在化した。
テレワーク、出社制限などの影響により、営業活動のデジタル化、オンライン化が急務に。そのための動画配信基盤が必要だった。
向上させたい
営業1人当たりの生産性
少ない人数でいかに成果を上げられるかが重要な営業DX。それには、マーケティングから営業に至る全工程を1つの大きなプロセスととらえ、営業の工数を削減、営業1人あたりの生産性を上げる必要があった。
主催者都合のライブ配信
視聴者には不自由
社内のセキュリティ営業部門が始めていたウェビナーを全社展開することにしたが、一度限りのZoomライブ配信は、主催者都合による開催のため、視聴者が自由なタイミングで視聴できず、商談の機会損失が生じた。
ネクプロの導入で実感している価値
潜在顧客へのアプローチを一括管理 シナジーを創出
全営業部門の潜在顧客へのアプローチの統合プラットフォームとしてネクプロを導入し、営業取扱商材に関するウェビナーや説明動画180本※を蓄積、オンデマンド配信している。
従来、それぞれの営業部門が管理していた情報を統括して管理。さらに顧客を目的別にカテゴライズするグループ機能を駆使して、属性や課題に応じて公開する動画を設定している。関連動画も一覧表示することで、商材間のシナジー効果を促進し、クロスセルを実現。
※2023年1月時点
営業の工数を削減し、高度な案件対応に注力
提案している製品の機能紹介、基本的な操作方法のデモやマニュアルを動画で紹介することで、担当者による個別説明の工数削減に成功した。
また、特定業種・領域への解説動画も発信することで、顧客の意識改革や潜在ニーズの掘り起こしにも繋げている。基本的な紹介や解説をネクプロに任せることで、営業メンバーが更に高度な案件や提案に注力できるようになった。
視聴者の都合のよいときに視聴させ、商談機会損失を削減
ネクプロのオンデマンド配信を活用することで、開催者の都合ではなく、視聴者の都合に合わせて必要な情報に漏れなくアクセスできる仕組みが整備された。
期間中に視聴できなかった人や、視聴申込みを逃した人への見逃し配信、再度視聴を希望する人への再視聴サービスも提供することで、コロナ禍による商談機会の損失を削減し、新規商談機会の創出も実現している。
なぜ「ネクプロ」に?
ウェビナーの選定ポイント
ネクプロに決めた理由
ウェビナーでクロスセルを実現できるか?
顧客毎に関連動画を一覧表示する機能を
標準搭載。クロスプロモーションが可能
低価格でトライアルできるか?
試験的な運用を経て本格導入が可能。
手頃なプランで導入開始
信頼できる導入実績があるか?
グループ会社で先行導入実績あり。
事例紹介を受けることで具体的なイメージを把握
お客様インタビュー
商材の紹介動画も配信
開発チームからも高評価
大井 廣泰 様
NECソリューションイノベータ
DXソリューション営業部
ネクプロの活用はウェビナーだけにとどまりません。商材の紹介動画も制作して、新たな「営業ツール」として活用しています。
うれしいことに、弊社の商材開発チームである製品事業部からも、商材のデモ動画や取扱説明動画掲載の依頼があり、開発者の目線からもプロジェクト遂行時の取扱説明や利用サポートに有効なコンテンツであると評価されています。構築した営業DX基盤をもとに、情報を一括管理し、顧客が求める情報や手段が準備できている段階からアプローチするという取り組みが始まっています。
今後は、このプロセスを整理・改善することでさらなる効率化を目指していきたいですね。
植松 岳志 様
NECソリューションイノベータ
DXソリューション営業部
使えるグループ機能
究極は営業なしで売れること
ネクプロのオンデマンド配信を活用して、見込み客に対して情報を発信しています。クロスセルを狙う上で、顧客ごとに関連のある動画を提示し、いかに多くの動画を視聴してもらえるかが鍵になっています。自社の基準で顧客をカテゴライズし、そこに対して配信動画を選定できるグループ機能が重宝しています。
今後は、オプションのレポート出力機能も活用して、視聴の離脱履歴等も分析に加えることで、売上拡大に向けて最適解を探っていく方針です。最終的には商談プロセスが標準化された商材は営業なしでも売れるようになり、営業メンバーはより高度な案件に注力できるようになることが理想です。
(参考)NECソリューションイノベータ株式会社様の営業DX
営業とマーケティングを高次元で統合する「営業DX」
動画配信でネクプロも活用され、商談活性化に貢献
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、展示会出展やセミナー開催ができない中、顧客との接点をいち早く、100%デジタルに切り替えた NECソリューションイノベータ様。営業生産性の向上を目的に、営業とマーケティングのプロセスを統合し、かつデジタルで自動化とインテリジェンス化を推進した。
マーケティングのターゲティング、リード獲得から営業のクロージングまでを一つのプロセスと定義し、「営業DX」を実践。新型コロナウイルス感染拡大の影響で絶望的な状況にあった顧客獲得活動をV字回復させた。
成果
ウェビナー、Web サイト、デジタルイベントを活用し、顧客接点のデジタル化を促進。
営業プロセス全体のDXを進め、案件創出金額を2.6倍に増やし、リード獲得コストを70%削減した。
NECソリューションイノベータ 製品・ソリューションサイトはこちら
NECソリューションイノベータ 営業DXへの取り組みはこちら