SATORI株式会社 様
本社:東京都渋谷区|代表取締役:植山浩介|設立年:2015年|従業員数:163名(2023年3月末時点)
国産マーケティングオートメーション(MA)ツールベンダーであるSATORI。「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」をミッションに、見込み顧客の獲得・育成を促進することで、マーケターを支援している。
- 疑似ライブ配信でウェビナーを効率化
ウェビナー運営の工数を80%削減 - 運営負荷低減により月7~8回の開催が可能に
開催数の増加で商談化に貢献 - メール配信リスト管理の自動化と「SATORI」への連携
MAツール連携で見込み顧客育成につなぐ
SATORI株式会社 様
MAツール「SATORI」の強みを活かし、
ネクプロとの連携でウェビナー起点のマーケティングを実践
国産のマーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」を開発・提供し、「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」をミッションに、これまでに1,500社を超える企業の最前線で働くマーケターやセールスの方々をサポートしているSATORI様。コロナ禍をきっかけに、それまでの会場実施型のセミナーや、協賛/共催型イベントからウェビナーへ転換。当初の動画配信ツールによるライブ型配信では、運営の工数に課題があったため、ネクプロを導入したことで、配信したコンテンツをライブ形式のセミナーのように再配信ができる疑似ライブ配信の実施が可能になったことや、メール配信・申込者リストの精査などウェビナー運営の省力化を図った。また、申込者のデータをMAツール「SATORI」に連携することで、ウェビナー終了後、申込者が自社のWebサイトに訪問した際の行動履歴やウェビナー参加タグ登録の管理から、見込み顧客の育成までのプロセスを効率化した。
どんな課題がありましたか?
工数負荷に課題
疑似ライブ配信が必要
以前活用していた動画配信ツールではライブ配信しかできず、ウェビナーを高頻度で開催できなかった。疑似ライブ配信機能の必要性を感じた。
参加者管理が手作業
ウェビナー開催の負荷が高い
申込ページの運用、参加者の申し込み確定、視聴URLの連絡、開催リマインド、サンクスメールなどの送信や見込み顧客のリスト精査などが手作業で非効率だった。
「SATORI」との連携が出来ない
見込み顧客育成に課題
以前活用していた動画配信ツールは「SATORI」とスムーズに連携ができず、ウェビナー参加者の履歴をリアルタイムに取り込めなかった。興味関心に応じた即時フォローができなかった。
ネクプロの導入で実感している価値
疑似ライブ配信により運営工数を約80%低減
ネクプロでは申し込みからセミナー開催、視聴のお礼メールまでワンストップで対応できるため実施に関わる事務局業務が効率化した。また「疑似ライブ配信」を活用することで、ライブ配信に伴う属人的なトラブルやエラーが発生しない環境も整った。その結果、負荷軽減が叶い、運営工数が約80%削減できた。
ウェビナーの開催数が月7~8回に増え、商談数増加にも貢献
ウェビナー開催の工数削減と効率化により、実施の回数が増え細かく申込者を拾うことが可能になり機会損失が低減。さらに顧客毎にセグメント化したテーマによる開催で、商談化率が上がり、マーケティングチームで設定したKPIの達成に貢献することができた。
「SATORI」との連携で見込み顧客の育成が可能に
ネクプロでは申込者のデータをツール連携機能を用いることで、「SATORI」に直接取り込むことが可能。また、申込者リストの精査もネクプロ上で制御可能になった。参加状況も「SATORI」側にタグで自動記録されることで、見込み顧客育成に向けたアプローチが可能となりマーケティング活動の業務効率も向上した。
なぜ「ネクプロ」に?
選定ポイント
ネクプロに決めた理由
疑似ライブ配信が可能か
ウェビナーに特化し、疑似ライブ配信が可能
ウェビナー運営の工数を軽減できるか
メール配信や競合チェックなどのリスト管理の効率化・自動化
「SATORI」との連携ができるか
「SATORI」との標準連携で参加者を商談化に導く
お客様インタビュー
疑似ライブ配信機能で
ウェビナー運営を強化
川端 雪白 様
SATORI株式会社
マーケティング営業部
コロナ禍をきっかけに、セミナーをオフライン会場での実施からオンラインに転換しました。当初利用していた動画配信ツールは、ライブ配信での対応が必要であったため、現場の収録サポートや配信担当など複数名の人員リソースが必要でした。そのためクオリティを維持しながら、少しでもウェビナーに割く人員リソースを減らし、他ナーチャリング施策を実施するために事前収録型の疑似ライブ配信が出来るツールを探しました。また、カンファレンス型のオンラインイベントや展示会向けのツールではなく、定期開催するウェビナーに特化したツールが必要と考え、ネクプロを採用しました。ネクプロの導入により、きめ細かく数多くのウェビナーを開催することができるようになりました。また、同じコンテンツを複数の日程でリピート開催することで、参加者の取りこぼしも減り、商談化件数の増加にもつながったと思います。
商談化件数目標 達成に貢献
もう1つの効果は、「SATORI」との連携によるマーケティング活動の業務効率化です。以前の動画配信ツールではCSVのデータを確認し、MAツールに移行するという手作業が発生していました。ウェビナー終了後の参加者フォロー工程の時間短縮も、ツール連携により実現可能なのではないかと考えました。実際にネクプロは「SATORI」と標準仕様で連携可能なため、視聴履歴のタグなども直接反映させることができます。
ウェビナーとMAツールが連携したことで、申込者への告知、配信、事後アンケートの実施、見込み顧客の掘り起こし、ホットリスト作成までの一連のプロセスの効率化に繋がりました。結果、事務局業務(録画配信の際の画面共有、参加者管理、メール配信など)の工数削減が実現したことにより、開催回数を増やすことができ、チームのKPIである商談化件数の増加に貢献することができました。「SATORI」のお客様でウェビナーを実施されている方へも、ネクプロと「SATORI」の組み合わせをお薦めしたいと考えています。
SATORI株式会社様のネクプロ活用法
「SATORI」との連携が標準実装されていることで
潜在顧客の発掘から見込み顧客の育成まで可能に
国産MAツールベンダーであるSATORI様は、2022年11月よりウェビナー配信ツールとしてネクプロを採用。ウェビナー申込者のプロフィール、申込みや視聴の履歴、キャンセルの日時などの情報をリアルタイムで取得し、自社のMAツール「SATORI」に連携させている。参加者に応じた事後フォローをおこなうことで、見込み顧客の購買意欲を高め商談化件数を増加させ、案件創出につなげた。
今後は、ネクプロセミナーページへのポップアップの設置や、閲覧/申込の有無によるセグメント別のプッシュ通知などの施策を予定。『「SATORI」×ネクプロ』のアプローチの可能性をさらに高めていくという。